.net column

.NET開発者のためのブログメディア
グリッドのイメージ

DataGridViewの基本的な使い方。C#で行の追加をする方法

2020年07月28日

C#を使用してWindowsで動作するシステムの開発現場では、DataGridViewは必ずと言っていいほど出現します。一般的にバッチオンリーのシステムであれば不要ですが、画面があるシステムを開発する場合、ユーザーが検索や照会を行うための画面が必要になるでしょう。

この照会画面を作成するのに必要なアイテムがDataGridViewです。
この記事では、DataGridViewの基本的な使い方を解説していきます。これからC#開発に携わろうとされている方は、ぜひご参考ください。

PG
Windows環境で動作可能なシステム開発を行っています。言語はC#なのですが、ユーザーから「簡単でいいので社員情報を検索&照会できる画面を作成してください」と要望を受けました。どうやって実装すればいいですか?
PM
C#とWindows Formsで照会画面の開発を行うならば、「DataGridView」を使用することになります。多くのC#開発現場では、この「DataGridView」を活用していますので、ここで一緒に利用方法などを確認していきましょう!

C#のDataGridViewとは

照会画面でよく利用されるアイテムのひとつです。Windows FormsやWPFなどでは、標準コントロールとして搭載されています。
照会するだけでなく、一覧の中のデータを画面から変更することもできますし、チェックボックスやリストボックスなどのコントロールを一覧の中に埋め込むこともできます。

標準機能ですが柔軟にコーディングが可能です。自分で使用してみて、どういったコントロールなのかを早めに把握すると良いでしょう。

C#のDataGridViewの使い方

それでは、DataGridViewの基本的な使い方を解説します。
開発環境は、Visual Studio Community 2017、Windows Forms、C#を利用します。お使いのVisual Studio環境によっては、本画面との差異が発生する可能性がありますのでご注意ください。

フォームへ追加しよう

まずは一番の基本である、フォームへDataGridViewを追加する作業を行います。
C#のプロジェクトを作成したら、「表示」タブ→「ツールボックス」項目を選択します。ツールボックスの中に「DataGridView」があり、それをドラッグ・アンド・ドロップで配置します。

DataGridViewの配置

列を作成してみよう

フォームに配置したDataGridViewにカーソルを合わせると、右上に「→」が表示されます。それをクリックすると、列の編集を行える小画面が表示されるので、列の追加等を行います。

列の作成

以下のようにフォームが変更(列追加)されました。

列追加の結果

初期値を設定してみよう

DataGridViewへの列追加が終わりましたら、次はDataGridViewに対してデータの設定を行います。フォーム上で右クリックをし、「コードの表示」項目を選択します。コードが表示されたら、下記のようなコーディングを行いましょう。

デバッグ実行してみよう

コーディングが完了したら、最後にデバック実行を行い、きちんとコーディングできていることを確認しましょう。
Visual Studio画面上部の「開始」ボタンを押下しましょう。以下のような画面が出力されます。

実行結果
デバッグ実行の結果

DataGridViewの簡単な編集を行う

DataGridViewの基本はデータの照会です。しかし、照会以外にも「画面からDataGridViewの内容を編集したい」などの要望がユーザーから出てくるかもしれませんので、簡単な編集方法も解説します。

チェックボックスを追加する

列にチェックボックスを追加します。その際は、型を「DataGridViewCheckBoxColumn」にします。

チェックボックスの追加

以下のようにフォームが変更(チェックボックス追加)されました。

チェックボックスのあるフォーム

実行結果
チェックボックスの追加結果

チェックボックスにチェックがついています。

PG
DataGridViewって聞くと、なんだか難しそうだと思っていましたが、開発してみたら簡単そうでした!自分でも照会画面の開発を進めていけそうです。
PM
そうですね。DataGridViewの基本は、ユーザーが照会しやすい画面を作成することです。プログラマーとしてできることは増やしていきましょう!

DataGridViewの理解はお早めに

C#やVB.NETなどの開発言語を利用して、Windows環境で動作可能なシステム開発を行うならば、今回紹介したDataGridViewの理解は必要不可欠です。同時にASP.NETでも同じようなGridViewが存在します。使い方は非常に似ていますので、DataGridViewが分かっていればWeb開発もスムーズになるでしょう。大事なコントロールであるため、早めに理解しておくようにしましょう。


.NET分野でのキャリアアップをお考えの方は、現在募集中の求人情報をご覧ください。

求人一覧

また、直接のエントリーも受け付けております。

エントリー(応募フォーム)