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C#は未経験でも習得できる?C#エンジニアを目指す際の4つのポイントを解説

2020年07月30日
SE
C#は本当に初心者でも習得が簡単なのですか。
PM
C#は比較的簡単に説明する。習得できます。勉強方法や未経験だとどんな仕事があるのか見てみましょう。

C#とはどのような言語?


C#は、マイクロソフトが開発した、C++やJavaと同じオブジェクト指向のプログラミング言語です。
その名称からC++やC言語から派生した言語と勘違いされることもありますが、別の言語になります。
条件分岐などの文法は、経験者からすると似たようなものになりますが、C#はC言語やC++と互換性がないので注意しなければなりません。

C#を身につけることで、幅広い場面で活用することが可能です。
Windowsでのシステム開発や、アプリ開発はもちろんのこと「Unity」を使用したゲーム開発でよく活用されています。

C#を使用した開発環境では、「Visual Studio」が多く使用されています。
それに加えて、「Xamarin」という開発ツールを使用することによりMacやiOSのアプリを開発することが可能です。

また、2016年に「Visual Studio for Mac」が発表され、Mac上でC#を使用した開発が可能になっています。
C#を覚えるだけで様々な開発を行うことができるので、柔軟性のあるプログラミング言語と言えます。

C#の重要性について

C#はリリース以降、マイクロソフトが精力的に開発を続けているため新しい機能に次々と対応しています。そのため、C#は幅広い分野の開発に使うことが出来ます。

例えばWebサイトやWebアプリケーションの開発です。C#は安定していて処理速度も早いので、アクセス量の多いWebに非常に適しています。主にASP.NETというWebフレームワーク(開発に必要な機能を詰め合わせたツール)の利用が多いです。

また、Unityというゲーム開発エンジンのプログラミングにもC#が採用されています。Unityは2D/3Dゲームが作れる他、物理エンジンやVRの導入なども手軽に行うことが出来ることで有名です。ゲームに限らずAndroidやiOS向けのアプリケーションなどにも幅広く利用されています。

C#とC++との違いとは?

C++はC言語にオブジェクト指向(オブジェクトという設計図のようなものを作り、そこからある機能を持った「もの」を作って動作させる手法)を追加してプログラミングの効率を上げた言語です。Googleの「Chrome」やゲームエンジンの「Unreal Engine」などの開発に使用されています。

C#はそのC++と別のオブジェクト指向言語であるJavaを組み合わせて作られたプログラミング言語です。それぞれの言語から優れた部分や便利な部分が取り入れられています。

C++はC言語との互換性が保たれていますが、C#はどちらとも互換性が無いので一緒に使うことは出来ません。

C#の勉強方法4つ


IT化が進む中で、システムやアプリを開発するエンジニアは人手不足となっています。C#は初心者でも習得しやすいため、エンジニアとして未経験でも勉強次第で採用されるチャンスはあります。ですが、C#を勉強したくてもけど、どうやって勉強すれば良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

ここでは、「書籍で勉強する」「Webサイトを活用する」「プログラミングスクールに通う」「セミナーや勉強会に参加する」という4つのおすすめの勉強法をご紹介します。

C#の勉強方法1:書籍で勉強する

1つ目は書籍を活用して勉強する方法です。

C#で学ぶべきことを一冊にまとめた書籍や、参考書として定評のある書籍などC#に関する書籍は豊富です。上述の通りC#は幅広い分野で使われているので、Unityでゲームを作りながらC#の基本をマスターしたり、デスクトップアプリを作成する段階までサポートしてくれたりなど、基礎から応用まで網羅したC#勉強が出来る書籍が多いです。

C#の勉強方法2:Webサイトを活用する

2つ目はWebサイトを活用する方法です。

動画を見ながら勉強できるサイトやC#の1から10までを一週間で勉強できるようカリキュラムされているサイトがあり、自分の理解度に合わせて勉強できるおすすめの方法です。C#はプログラミング言語の中でも使用者数の多い言語なので、その分インターネット上には沢山C#の勉強サイトがあります。

書籍やスクールと比べて情報が誤っていたり古かったりといったリスクはあるかもしれませんが、お金をかけずに手軽に勉強を始めたいという方には向いている方法です。

C#の勉強方法3:プログラミングスクールに通う

3つ目の勉強方法はプログラミングスクールです。

独学のプログラミング学習には、自分で問題を解決できない、体系的に学べない、モチベーションが低下しやすいというデメリットがあります。

それに対してスクールでの学習には、分からないことをその場で聞けるのでストレス無く学習できる、モチベーションを維持しやすい、課題提出などでやる気がでる、学ぶ習慣がつくというメリットが多くあるので、独学に比べてスムーズに習得することが出来ます。

自分の力だけで勉強することに自身がない人は、プログラミングスクールでの勉強はおすすめです。

C#の勉強方法4:セミナーに参加する

4つ目の方法は、セミナーに参加して勉強することです。

セミナーは著名なエンジニアや特定の分野における専門家を招き、学校の授業のような講義形式で学習します。また、普通のセミナーとは違い、参加者も実際にその場でプログラミングをしながら知識のインプットをするハンズオンセミナーという形式もあります。最後に成果発表の場が設けられる場合が多く、勉強のモチベーションを保ちながら参加したい人におすすめです。

こちらは独学に比べて、同じモチベーションを持つ学習仲間や、自分に影響を与えてくれる優れたメンターに出会えるという点で優れています。

C#を勉強するメリット3つ


C#を勉強して習得することには色々なメリットがあります。

「開発環境が無料で提供されている」「開発環境における機能が優秀である」「さまざまなアプリに対応している」という3つについてお話します。

C#を勉強するメリット1:開発環境が無料で提供されている

開発環境の構築は初心者だと挫折してしまう場合もあります。

C#の場合、高機能な統合開発環境であるVisual Studioという開発ツールを使えば、無料で簡単に環境構築を行えます。

Visual Studioの中の「Visual Studio Code」や「Visual Studio Community」といったエディションがC#での開発に広く使われているのでおすすめです。

C#を勉強するメリット2:開発環境における機能が優秀である

Visual Studioを使えば、オープンソースFrameworkであるASP.NET Coreを用いたWEBアプリやサービス、IoTアプリなどの構築なども行うことが出来ます。

更に、ソースコードのハイライト機能や、強力な入力候補表示機能、頻出関数やライブラリの自動入力機能などが備わっているため、効率よくコードを書くことができ、作業の生産性を高めることが出来ます。

C#を勉強するメリット3:さまざまなアプリに対応している

上述の通りC#は様々な種類のプラットフォームで開発ができるプログラミング言語です。

Windows、Mac、iOS、Androidなど、どのプラットフォームに向けたアプリ開発にも活用出来ます。

対応するアプリの種類自体もスマートフォン向けアプリ、業務用アプリ、Webアプリ、スマートフォンやSwitch、PS4向けのゲーム、AR/VRアプリといった具合に多岐に渡ります。

未経験者がC#エンジニアを目指す際のポイント4つ


C#は幅広い分野で活用できるニーズの高いプログラミング言語で、これからも安定した需要が見込めます。エンジニアとしてC#を使えることは大きな強みになります。

ここでは、未経験者がC#エンジニアを目指す際のポイントについて「Unityなどのスキルも身につける」「IT系の資格を取得する」「ポートフォリオを作成する」「就職サポートがあるスクールに通う」の4つご紹介します。

C#エンジニアを目指す際のポイント1:Unityなどのスキルも身につける

先ほど説明したとおり、UnityはC#を利用したゲーム開発エンジンです。

ソーシャルゲームやアクションゲーム、RPGなどあらゆるゲームの開発ができ、ゲーム開発エンジンの中では世界最大と言えます。「ポケモンGO」や「白猫プロジェクト」などもUnityで開発されていることで有名です。

C#でのプログラミングを知るだけではなく、UnityなどC#を活用できるツールに関してのスキルも身につけておくと、より市場価値を高められます。

C#エンジニアを目指す際のポイント2:IT系の資格を取得する

C#エンジニアに関係する資格にはIPA(情報処理推進機構)の試験とマイクロソフト認定の試験の2種類があります。

マイクロソフト認定の試験は「Programming in C#」「Developing ASP.NET MVC Web Applications」など、IPA認定の試験は「基本情報技術者試験(FE)」「応用情報技術者試験(AP)」などが知られています。

この中でも特に応用情報技術者試験(AP)は、国家試験でもあり、C#に限らずIT分野に関して幅広い知識を持っていることを証明できる資格なのでおすすめです。

C#エンジニアを目指す際のポイント3:ポートフォリオを作成する

未経験者がエンジニアとして働くには、自分がどのようなスキルを持っているのか証明する必要があります。

そこで必要になるのがポートフォリオです。ポートフォリオは、自分の職種における今までの実績や能力、スキルを評価してもらうための資料のことを言います。

C#で自作したオリジナルの成果物をひとまとめにすることで、就職活動をする際企業側にアピールすることが出来ます。ポートフォリオの作成はエンジニアを目指す上では欠かせません。

C#エンジニアを目指す際のポイント4:就職サポートがあるスクールに通う

プログラミングスクールの中にはC#の勉強をさせてくれるだけではなく、就職サポートもしてくれるスクールがあります。

現在エンジニアは人材不足であり、企業側も就職サポートを行っているプログラミングスクールに採用の成果報酬を払うなどして、優秀な人材を手に入れようと頑張っているようです。

就職サポートではプログラミングスキルに合わせた転職先を選んでもらい、今後のキャリア設計まで一緒に行ってくれます。

可能であるならばそのようなサポートを行ってくれるスクールに通うのが良いでしょう。

C#エンジニアの待遇について


ここまでC#が使えるエンジニアに安定した需要があること、様々な分野で働けることについて話してきました。とはいえ、もしあなたがC#エンジニアになった場合、どのような待遇で仕事ができるのでしょうか。

ここではC#エンジニアの待遇について「C#エンジニアの年収」「C#エンジニアの将来性」という2つの面から見ていきましょう。

C#エンジニアの年収

フリーランスエンジニア向けIT求人・案件サイトの「フリーランススタート」の調べによると、C#のフリーランスエンジニアの平均年収は714万円、最高年収は1800万円、最低年収は300万円となっています。

また、C#の会社員エンジニアの全体での平均年収は469万円で、20代で373万円、30代で509万円、40代で605万円、50代で701万円と推移しているようです。

C#エンジニアの将来性

C#の将来性についてはポジティブな意見のほうが多く見られます。

業界の最大手であるマイクロソフトがサポートするプログラミング言語であること、Visual Studioなどを使って無料で開発ができるという間口の広さ、幅広い分野で使われていることなどから今後も需要が低下する心配は無いと見られ、IoTやAIの分野でもシェアを伸ばしていける可能性も秘めています。

IT業界はトレンドの移り変わりが速いとはいえ、C#エンジニアの将来性はある程度保証されていると言っていいでしょう。

SE
C#の案件は未経験者に向けたものもあるんですね。
PM
独学で習得することも可能なので、初心者にも優しい言語だといえます。

柔軟性のあるC#を習得して安定した仕事獲得を


C#は難しいと思われがちですが、比較的初心者でもとっつきやすい言語と言われております。
Windows,Macで様々なプラットフォームで開発することができる柔軟性の高い言語です。
柔軟性が高いため、仕事を獲得できる幅も広がります。C#を習得して、安定した仕事獲得を目指しましょう。


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