
【SQL Server入門その2】データベースとテーブルを作成する方法
ここでは、前回の記事で導入したSQL Server Management Studio(以下、SSMSと表記)を利用して、データベースやテーブルを作成する方法を紹介します。
SSMSは簡単にデータベースなどを作成することができるため、SQL Serverの使い方を知りたい方には最適です。
- SE
- SQL Serverで、データベースとテーブルってどうやって作成したら良いのでしょうか?
- PM
- 前回導入したSSMSを利用すると、簡単に作成できます。方法を一緒に確認しましょう!
目次
SQL Serverにおけるデータベースの構造
データを管理するためには、「データベース」という大枠を作成します。
アプリケーション1つに対してデータベースを1つ作成する、というのが基本的なデータ管理方法です。
データベースの中には、「テーブル」を作成することができます。
テーブルというのは、管理したいデータを種別ごとに分けたものです。
例えば、社員の情報を管理する社員テーブル、社員が所属する部署の情報を管理する部署テーブルなど、管理する情報の種類ごとにテーブルを作成していきます。
SQL Serverでデータベースの作成
まずは、データベースの作成から行うためSSMSを起動してください。以下の画面が表示されます。
サーバー名に以下を入力します。
以下の記述は「ローカルのSQL Serverに接続する」という記述になります。
(localdb)\MSSQLLocalDB
接続すると、以下の画面が表示されます。
データベースを作成するには、データベースを右クリックし「新しいデータベース」を選択してください。
新しいデータベースを作成するためのウィンドウが開きます。
データベース名に作成したいデータベースの名前を入力してください。
OKボタンをクリックすると、作成が完了します。
データベースの作成が完了し、表示されました。
SQL Serverでテーブルの作成
続いて、テーブルを作成します。作成したデータベースの中から、テーブルを右クリックし、「新規作成」>「テーブル」を選択してください。
テーブルの作成ウィンドウが開きます。
ここに、必要なカラムを入力してください。
すべてのカラムを入力後、保存を行うと名前を入力するウィンドウが表示されるので、テーブルの名前を入力します。
OKボタンをクリックすると、テーブルの作成が完了です。
テーブルを右クリックし、「最新の情報に更新」をクリックすると、最新の情報に更新され、作成したテーブルが表示されます。
以上で、テーブルが作成できました。
- SE
- SQL Serverでデータベースとテーブルの作成ができるようになりました!
- PM
- SSMSがあれば、データベースもテーブルも作成が簡単ですね。どんどん使っていきましょう!
データベースとテーブルの作成はSSMSが簡単で便利
今回はSSMSを利用して、データベースとテーブルを作成しました。
データベース、テーブル共に作成する手順はシンプルですので、作成の手順を理解してSQL Serverを使ってみてください。