Visual Studioの使い方解説その2【C#コードの実行】

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Visual Studioの使い方解説その2【C#コードの実行】
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C#をコーディングする前に、前回のその1でプロジェクトを作成しました。プロジェクトの作成方法はお分かりいただけたと思いますので、その2では作成したプロジェクトに対して、C#でコーディングしたファイルを追加していきたいと思います。

PG
なんとかプロジェクトを作成できました。ここからどのようにしてC#をコーディングしていけば良いのでしょうか?
PL
アプリケーションを動作させるためにはプログラミングを行っていく必要があります。それでは実際にここではC#を活用して簡単なコーディングをしていきましょう。

Visual Studioでコーディングの準備

Visual Studio Community 2017でWindows Formsを作成してみます。プログラミング言語はC#を選択します。ここでの.NET Frameworkのバージョンは4.6を使用します。Visual Studioのバージョンによってはスクリーンショットの内容に差異があるかと思いますので、ご注意ください。

    1. プロジェクト作成

プロジェクトの作成

    1. Window Formsですので、ツールボックスを出力させます。「表示」タブ→「ツールボックス」を押下します。あとは、ツールボックスからボタンなどをドラッグアンドドロップで配置していきましょう。これで簡単な画面は完成です。次に画面の裏側でもあるコーディングの部分を見ていきます。

画面の作成

  1. 作成した画面の上で右クリックを行います。「コードの表示」が出力されますので、それを選択します。C#のコードを入力できるファイルが現れます。そこにコーディングしていきましょう。コーディングの内容は次項にて説明します。
  2. プログラムができたら、デバッグを実行し、アプリケーションが正常に動作するかをテストします。「開始」ボタンを押下しましょう。実行後の画面は次項で説明します。

簡単なC#のコードでアプリケーションを動かす

ここでは、ボタンを押下してテキストに入力した内容をラベルに反映させるといった、Windows Formsで開発できる基本的なプログラムを提供しますので、ご参考ください。

実行前画面
ボタンを押下します。
実行前の画面

実行後画面
ラベルの値がテキストボックスで入力した値が反映されています。
実行結果

今回はWindows Formsを選択しましたが、Visual StudioでC#を利用してアプリケーション開発を行うならば、ASP.NETを利用してWebアプリ開発や、WPFを使用してWindows Formsよりも一層おしゃれな画面も作成できますので、いろいろなアプリケーション開発を行っていきましょう。

PG
簡単なプログラミングが自分でもできました。やっぱり自分が作成したプログラムが動いていたら嬉しいですよね。
PL
プログラムって難しい印象がありますが、実際に自分で開発してみると案外自分でもできると感じることでしょう。プログラミングも慣れが大事ですので、積極的にコーディングしてスキルを磨いていきましょう。

C#をマスターしましょう

C#はマイクロソフト社がリリースしているので、Windows環境下でのみ動作可能だと思われがちです。しかし今では、ASP.NET Coreに代表されるようにLinux環境やmacOS環境でも動作可能なプログラミング言語となっています。ますますC#を開発できるエンジニアの需要も増していくことが予想されますので、勉強を始めてみるのも良いのではないでしょうか。


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