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Visual StudioからTeam Foundation Serverに接続する方法
2020年04月06日
この記事では、Visual StudioからTeam Foundation Server(Azure DevOps Server 2019)に接続する方法をご紹介します。開発チームの共同作業をより効率的に行いたい人は参考にしてみてください。
- SE
- 共同作業のためにVisual StudioでTeam Foundation Server(Azure DevOps Server 2019)を使いたいのですが、接続方法が分かりません。あと、具体的に何ができるのかまで知っておきたいです。
- PL
- 分かりました!ではこれから、Team Foundation Server(Azure DevOps Server 2019)の概要とVisual Studioから接続する方法をお伝えします。
目次
Visual StudioのTeam Foundation Server(TFS)とは
Team Foundation Server(TFS)とは、開発チームの共同作業のために提供されたマイクロソフト社のソフトウェアです。しかし、現在は「Azure DevOps Server 2019」に名称が変更されています。
このAzure DevOps Server 2019(旧:TFS)でできることは主に以下の5つです。
- ・タスクの進捗状況など開発チームの管理
- ・ソースコードのバージョン管理
- ・ビルド、テスト、デプロイを自動化したCI/CDツール
- ・手動のテスト管理
- ・パッケージ管理
Visual Studio 2019 からAzure DevOps Server 2019(旧:TFS)に接続する方法
- Visual Studio 2019を起動し、「コードを複製またはチェックアウトする」を選択します。
- 次に「Azure DevOps」を選択します。
- 以下のように、接続したいプロジェクトを選択した状態で「接続」ボタンをクリックします。
- 接続後、ワークスペースと共に以下のようなチームエクスプローラーが表示されます。このウィンドウの左下の「ソリューションエクスプローラー」をクリックしてください。
- 表示されたソリューションエクスプローラーに接続したプロジェクトがあれば、Azure DevOps Serverとの接続は完了です。
- SE
- Team Foundation ServerはAzure DevOps Server 2019に名称が変わっていたのですね。
- PL
- はい。従来のTeam Foundation Serverのようなオンプレミス開発はもちろん、Azure DevOpsはクラウド開発にも対応しています。
Team Foundation ServerからAzure DevOps Serverへ
Team Foundation Serverは、Azure DevOps Serverに変更されました。Team Foundation Serverの頃と比べて機能が減るといったこともなく、UIや開発でできることが増えました。今回の内容が、開発チームの作業効率化のお役に立てば幸いです。