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Azure Marketplaceとは?入手できるアプリや利用するメリット

2020年09月30日

マイクロソフト社が、Azureユーザーのために展開している「Azure Marketplace」をご存知でしょうか。Azure Marketplaceは、企業向けのアプリケーションやサービスのオンラインマーケットプレイスです。
当記事ではAzure Marketplaceの概要と、公開されているアプリの例や利用するメリットを解説していきます。

PG
Azure Marketplaceとは、どのようなサービスなのでしょうか?
PL
Azureユーザーが利用できる、仮想マシン上でのサービス構築に役立つオンラインマーケットプレイスです。ユーザーは、公開されているサービスやアプリケーションを、簡単に導入することができるんですよ。

Azure Marketplaceのサービス概要

Azure Marketplaceとはマイクロソフト社が展開している、オンラインマーケットプレイスです。リリースされているアプリやサービスはマイクロソフト社、もしくはパートナー企業が開発したものとなっています。

Azure Marketplaceは、企業のIT担当や開発者・運用者向けのサービスとなっており、あらゆる分野の製品が充実しています。2020年9月現在では、計17,000以上の認定アプリ・サービスがラインナップされているため、ユーザーの用途に合わせて柔軟に活用することが可能です。
昨今のクラウドサービスの需要増にあたり、クラウド移行のニーズに応えたオンラインマーケットプレイスといえるでしょう。

マイクロソフト社としては、Azure Marketplaceを「単なるサービスの提供」と捉えていません。その先の「パートナー企業のビジネスを成長させる」という狙いがあるとされています。
Azure Marketplace ではパートナー企業(ISV)となって、自社のソリューションを世界中のAzureユーザーに提供することも可能です。オペレーションコストを削減した上で、迅速なビジネス展開が可能となるでしょう。

提供されているアプリケーション・サービス

ここで、Azure Marketplaceで入手できるアプリケーションやサービスの例を挙げていきます。前述のとおり、計17,000以上もの認定アプリ・サービスがあるため、ここでは「アプリの人気カテゴリ」から一部に絞ってご紹介します。

なお、Azure Marketplace内の人気カテゴリは、下記7つに分かれています。

  • ●仮想マシンイメージ
  • ●ネットワーク
  • ●ストレージ
  • ●ブロックチェーン
  • ●セキュリティ
  • ●SaaS
  • ●データベース

仮想マシンイメージ

◆OpenVPN Access Server
データ保護のための仮想プライベートネットワーク(VPN)ソリューションを提供する、ビジネス向けのエンタープライズVPNです。
データ通信やIoTリソースを保護し、オンプレミス・ハイブリッド・パブリッククラウドリソースへの暗号化されたリモートアクセスを可能にします。

Access Serverには使いやすいWebベースの管理サイトが用意されており、VPNの管理や構成も簡単にできます。

ネットワーク

◆Barracuda CloudGen WAF for Azure
パブリッククラウドで最も展開されているWAFであり、最先端の脅威やゼロデイ攻撃から、アプリケーションを保護できるアプリケーションセキュリティプラットフォームです。下記の機能があり、セキュリティの向上が期待できます。

  • ●自動化とオーケストレーションの柔軟性
  • ●自動化された脆弱性の発見と修正
  • ●詳細レポートと分析
  • ●API保護
  • ●IDとアクセス制御

ストレージ

◆Foxit Document Transformation Services
ドキュメントのさらなる活用を目的とした、ストレージサービスです。
高度なドキュメントの圧縮と変換を、セルフホスト可能なプライベートWebサービスとしてAzureサブスクリプションに提供します。エンタープライズ規模のドキュメント変換や圧縮テクノロジーを活用することによって、コスト削減をしながら、効率的なドキュメント作成が可能になるでしょう。

ブロックチェーン

◆Azure Blockchain Service
Azure Blockchain Serviceは、Azureによって管理された台帳サービスで、簡素化されたネットワーク形成やコンソーシアム管理、大規模なブロックチェーンネットワークを成長・運用することができます。
Azure Blockchain Serviceを利用すると、下記のことが可能になります。

  • ブロックチェーンネットワークを迅速に展開
  • 新規作成、または既存のコンソーシアムに参加
  • コンソーシアムに新しいメンバーを簡単に追加する
  • 大規模なブロックチェーンアプリケーションをデプロイする

セキュリティ

◆VM-Series Next-Generation Firewall from Palo Alto Networks
Palo Alto社の仮想化された次世代ファイアウォールです。開発者とクラウドセキュリティ担当者は、アプリケーションの展開に沿って、インラインファイアウォールと脅威防止を自動化して展開することが可能になります。

また、VM-SeriesファイアウォールをAzure Sentinelと統合して、他のソースと合わせて分析することもできます。Azure上にVM-Seriesファイアウォールを展開することで、BYOL(Bring-Your-Own-License)モデルや、PAYG(Pay-As-You-Go)モデルに対応できる点も強みといえるでしょう。

SaaS

◆PI System with Microsoft Azure
OSIsoft PIシステムは、石油とガス、製薬、金属と鉱業、化学薬品など多くの分野にわたる組織に産業用IoTインフラを提供しています。様々なソースから信頼性の高い時系列データやイベントを統合して視覚化することにより、企業の生産性や持続可能性、品質、安全性の向上に貢献します。

データベース

◆MongoDB with Replication
MongoDBは、リレーショナルオープンソースのNoSQLです。使いやすく、JSONのようなドキュメントにデータを保存します。自動化されたスケーラビリティにより、クラウドネイティブアプリケーションの開発に最適です。

ここでご紹介したアプリやサービスはほんの一部ですので、気になるカテゴリから用途に合ったツールを探してみてください。

Azure Marketplaceを利用するメリット

Azure Marketplaceを利用するメリットは、ツールを導入する側・提供する側のそれぞれにあります。
ツールを導入する側は開発コストを省いて、アプリケーションやサービスの恩恵を受けることができます。Azureユーザーであれば、簡単に利用を開始できるため、面倒な手間もかかりません。企業の開発効率向上に、大いに貢献してくれることでしょう。

ツールを提供する側にとっては、「Azure開発企業」という信頼や評判を得ることができます。
また、マイクロソフト社は、同じ目的を持ったパートナー同士の連携を促進するための機会創出も支援しています。技術支援・プロモーション支援・共同販売の支援が受けられるため、企業のビジネスの成長や加速につなげることができます。

PG
Azure Marketplaceを効果的に利用できれば、自社ビジネスの成長を促すことができるんですね!
PL
はい。Azureユーザーは利用して損のないサービスですから、用途に合ったツールを見つけたら、積極的に利用すると良いでしょう。

Azureユーザーのビジネスを加速させる

Azure Marketplaceには、企業が活用できるアプリケーションやサービスが充実しています。上手く活用できれば、自社の開発効率向上にも役立つため、適宜アプリやサービスをチェックすることをおすすめします。
また、パートナー企業として、ビジネスを成長させたい企業にもおすすめのサービスです。

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