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.NET Framework 4.8を徹底解説!①アップデートの内容と互換性

2019年10月04日

2019年4月18日、約1年振りに.NET Frameworkがアップデートされ、バージョン4.8が登場しました。
セキュリティの強化など改善点はたくさんありますが、特にUI、UX向上にも期待できるアクセシビリティ機能の向上が注目点です。
早速、新機能を確認していきましょう。

PG
.NET Frameworkがバージョンアップしましたね。今回アップデートされて、何が変わったんでしょう?
教えてください!
PM
今回のアップデートも、さらに使いやすくなっている印象ですね。
どんな新機能が追加されているのか、一緒に確認していきましょう。

.NET Framework 4.8のアップデートの内容

  • 基底クラス
  • 従来、暗号化ライブラリが「FIPSモード」で構成されていると、CryptographicExceptionがスローされてしまい、開発環境では気付けなかったExceptionが運用環境で発生することもありました。
    NET Framework 4.8を対象とするアプリケーションの規定の設定では、スローが起こらないように設定されています。

  • Windows Communication Foundation (WCF)
  • .NET Framework 4.8には新たに「ServiceHealthBehavior」が導入されています。
    これにより、ヘルスチェックを行い、Webサービスの可用性とパフォーマンスのチェックができます。また、クエリパラメータを使用することで、HTTP応答コードも指定できます。

  • Windows Presentation Foundation (WPF)
  • 高DPIの機能が強化されています。

  • 共通言語ランタイム
  • 「.NET Core 2.1」のライブラリに対して行われたバグ修正や最適化が取り込まれています。イメージを処理する際のメモリ管理が改善されてマルウェア対策も向上しています。

.NET Framework 4.8の互換性

旧バージョンの「.NET Framework」を使用してアプリを作成した場合、通常は以下の手順で 「.NET Framework 4.8」へ簡単にアップグレードできます。

アップグレードの簡易的な手順

  1. 「Visual Studio」でプロジェクトを開きます。
  2. プロジェクトが旧バージョンの「Visual Studio」で作成されている場合は、プロジェクト互換性ダイアログが自動的に開きます。
  3. 指示された通りに操作すれば、旧バージョンからのアップデートが可能です。

また、.NET Framework 4.8は.NET Framework 4, 4.5, 4.6, 4.7, 4.8と互換性があります。

■.NET Framework 4.8の特徴

  • ・.NET Framework 4.8はVisual Studio 2019が推奨されています
  • ・Windows 7(SP1)、8.1、10でインストール可能です
  • ・Windows Serverは、2008、2012、2016、2019で使用可能です
PG
.NET Framework 4.8にバージョンアップすることによって、使える新機能も多いんですね。
PM
そうですね。.NET Framework 4.8へバージョンアップすることで一層開発が便利になりそうですね!

実際に.NET Framework 4.8を使ってアップデート内容を実感してみよう

.NET Framework 4.8へのアップデートで、より一層Webアプリケーションも幅が広がりそうです。
下位バージョンからのバージョンアップも互換性がありスムーズにできるので、早速、.NET Framework 4.8を使って、開発の幅を広げてみてはいかがでしょうか。


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