Linuxに入れておきたいフリーソフト10選|ソフトを選ぶポイントも紹介

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Linuxの概要

Linuxとはソースコードが公開されているOSです。オープンソースとなっているため誰でも無料で利用することができ、さらにソースコードを編集して再配布することも可能です。

また、Linuxは合わせて配布するソフトウェアも制限していないことから、さまざまなアレンジが加えられたLinuxディストリビューションがリリースされており、世界中の個人や企業に利用されています。

Linuxの種類

Linuxにはもともと最初に開発されたオリジナルの「Linuxカーネル」と、Linuxカーネルをもとにさまざまな団体や企業が独自のソフトウェアと共にリリースしている「Linuxディストリビューション」という2つの種類にわかれます。

Linuxカーネルのみを導入しても使用できないため、一般的にOSとして使用されているLinuxはLinuxディストリビューションです。

サーバーの利用について

Windowsをサーバーとして利用する場合、ライセンス費用を支払う必要があります。しかしLinuxの場合は無料で利用できるため、Linuxサーバーは多くの企業で利用されています。

サーバーはWebアプリケーションを提供するために利用するものですが、ある程度の規模の企業であればクライアント端末管理用のアプリケーションを使用するため、LinuxはサーバーOSとして活用されています。

Linuxに入れておきたいフリーソフト10選

Linuxを使用している企業も多いため、仕事でLinuxを扱っているというエンジニアも多いでしょう。しかしLinuxはWindowsのように最初からOfficeソフトがインストールされていないため、使いにくさを感じているという方もいるのではないでしょうか。

LinuxをWindowsと同じように利用したいなら、さまざまなフリーソフトを入れるのがおすすめです。ここではLinuxに入れておきたいフリーソフト10選をご紹介します。

1:Skype

Skypeはマイクロソフトが提供しているインターネット電話のフリーソフトです。Skypeでは音声通話やビデオ通話、インスタントメッセージなどのさまざまなコミュニケーションツールが利用できます。

SkypeはさまざまなOSに対応しており、Linuxに導入することも可能です。導入しているユーザーも多く、無料で通話することができるため、インストールしておくと便利でしょう。

2:Fire fox

Fire foxはMozilla Foundationが提供している狐のマークが特徴的なWebブラウザです。オープンソースブラウザとして多くのユーザーに利用されており、アドオンを導入することでさまざまな機能を追加することができます。

ユーザーの好みにカスタマイズしやすいブラウザとなっているため、Linuxを使ったブラウジングを行う場合には導入しておくのがおすすめです。

3:Ubuntu

UbuntuはLinuxディストリビューションなので、正確にはフリーソフトではありません。さまざまな種類があるLinuxディストリビューションの中でも、Ubuntuは高い人気を誇っています。

デスクトップ向けのLinuxディストリビューションとして初心者でも簡単に使用できるようになっていることから、はじめてLinuxを使用する人にもUbuntuはおすすめです。

4:fcitx-mozc

fcitx-mozcは日本語入力用フリーソフトです。Google日本語入力のオープンソース版と言えるソフトで、もともとはGoogle Chrome OSにGoogle日本語入力を移植するために機能をオープンソース化したものでした。

fcitx-mozcはインプットメソッドフレームワークのfcitx用のmozcで、導入することによりMozcプロジェクト作成の変換辞書が使用できるようになります。

5:Google Chrome

Google ChromeはGoogleが提供しているWebブラウザです。多くのユーザーが利用しており、快適なブラウジングが魅力となっています。ブラウザを使用するソフトウェアの中にはGoogle Chromeを必要とするものもあります。

インストールする場合は、使用しているLinuxディストリビューションに適したGoogle Chromeをダウンロードするようにしましょう。

6:Linux mint

Linux mintはUbuntu/DebianベースのLinuxディストリビューションなので、正確にはフリーソフトではありません。デスクトップ用Linuxディストリビューションの1つで、洗練された使いやすいLinuxデスクトップを目指しています。

Linux mintはWindowsのように便利に利用できるため、Windowsからはじめて移行した方にもおすすめです。

7:elementaryOS

elementaryOSはUbuntuベースの軽量Linuxディストリビューションです。非常にシンプルなOSで、Pantheonデスクトップ環境の普及を目的にリリースされています。

UIは直観的な操作が可能で、リソースもできるだけ消費しないような構造になっている点が特徴です。無料でダウンロードできますが、ユーザー自身で価格を決めて有料で購入することもできます。

8:Opera

Operaはノルウェーで開発されたWebブラウザで、昔から一定のファンに支持されています。Linux、Windows、Macに対応しており、独自のエンジンによって高機能ながら軽量で高速に動作し、スペックが低いパソコンでもストレスなく利用できます。

また、2つのページを一度に表示できる分割スクリーンモードや、ブラウザを切り取れるスナップショットなどの機能を搭載しています。

9:Fedora

Fedoraとはレッドハットが支援している「Fedora Project」というコミュニティで開発しているRPM系Linuxディストリビューションです。レッドハットはビジネス向けに有料の商用ディストリビューションを提供していますが、Fedoraは無料で利用できます。

また、Fedoraは最新の技術を積極的に採用していることから、最新技術を利用したい方におすすめです。

10:ZorinOS

ZorinOSとはアイルランドで開発されているUbuntuベースのLinuxディストリビューションです。シンプルかつ軽量なLinixディストリビューションで、Windowsに近いUIにしたり、Macに近いUIに自分で変えて、使用することができます。

また、ZorinOSにはLite版も用意されており、Lite版は通常のZorinOSよりもさらに軽くなっています。

Linuxのフリーソフトを選ぶポイント

Linuxで利用できるフリーソフトにはさまざまな種類があります。しかしだからと言って使う予定もないようなフリーソフトをたくさんインストールしてしまうと、Linuxのメリットである軽量さも阻害してしまう可能性があります。

それではどのようなポイントでフリーソフトを選べば良いのでしょうか。ここではLinuxのフリーソフトを選ぶポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

仕事で利用する

仕事でLinuxを使用する場合、サーバー用OCとしての利用や開発環境としての利用が考えられます。サーバー用の場合はLinuxで仕事をするわけではありませんが、開発環境として利用する場合、Linuxであればさまざまなプログラミング言語を利用することができます。

さらにIDEも複数の選択肢があるため、開発用に使用するのであればWindowsよりも活用できるでしょう。

一般的なPCとして利用する

LinuxはWindowsと同じように普段使いのPCとしても利用できます。ただし、Linuxを普通のPCのように利用するなら、Linuxディストリビューションもデスクトップ向けのものを選ぶようにしましょう。

また、Officeのように使えるフリーソフトや、普通のパソコンと同じようにインターネットを利用するためには、使いやすいWebブラウザもインストールしましょう。

Officeの代わりはある?

LibreOfficeは、無料のオフィス互換ソフトです。
LibreOfficeに含まれているソフトには、以下の6つがあります。

ワープロソフト「Writer」
表計算ソフト「Calc」
プレゼンテーションソフト「Impress」
データベースソフト「Base」
ドローソフト「Draw」
数式編集ソフト「Math」
LibreOffice の大きな特徴はMicrosoft officeとの互換性が高いということで、Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)などと互換性があります。

さらに、SVG画像のインポートや挿入に対応していることも大きなメリットだといえるでしょう。

Microsoft officeとの違いとしては、まず無料で使用できるということが挙げられます。
Microsoft officeは決して安くはないため、コストを抑えたいのであればLibreOfficeが向いているといえるでしょう。

また、レイアウトやファイルのフォーマットも異なります。
Microsoft officeとの互換性が高いとはいえ、レイアウトやフォーマットが崩れる可能性はあります。

なお、LibreOfficeには最新機能が搭載されている「最新版」と企業に推奨されている「安定版」の2つがあります。
両方を比較したうえで、適切なものを使用してください。

便利なフリーソフトを有効活用しよう

ここでは、Linuxに入れておきたい便利なフリーソフトをご紹介しました。
どれも無料とは思えないほどのクオリティで、入れておいて損はありません。ぜひ上手に活用して、仕事の効率性アップに役立ててください。

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