GoogleのクラウドゲームサービスStadiaとは?5つの特徴や課題を解説

Googleが発表したStadiaとは
Stadiaは2019年3月にGoogleが発表したクラウドゲーム配信サービスであり、クラウドゲーミングサービスやストリーミングゲームサービスとも呼ばれています。
クラウド上のサーバーでゲームを動作させ、プレイヤーがコントローラーなどで入力したデータを反映させ、デバイスにゲームをストリーミング配信します。
完全なオンラインサービスで、リアルタイムにストリーミング配信されます。
インターネットに常時接続が条件ですが、ダウンロードなどは不要で遊べるのが特徴です。
クラウドゲームとは
クラウドゲームとは、クラウドの技術を応用して、インターネット上にあるサーバーを利用してプレイできるゲームのサービスです。
クラウドは、インターネットを通してストレージなどのコンピューターリソースを提供する技術のことで、ゲーム以外にもデータベースなどのさまざまなサービスがあります。
クラウドゲームでは、ゲームに関するデータをサーバー上で管理しているので、普通のパソコンやスマホでも複雑な処理が必要なゲームをプレイできます。
クラウドゲームStadiaの特徴4つ
Googleは、Stadiaというクラウドゲームの提供を発表しており、クラウドゲームStadiaには、さまざまな特徴があります。
ここでは、クラウドゲームStadiaの特徴について4つ紹介していきます。
クラウドゲームStadiaの特徴には、ゲーム機が不要、専用コントローラーが発売されている、YouTubeとの連携がスムーズ、日本での対応は未定などがあります。
1:ゲーム機が不要
クラウドゲームStadiaの特徴の1つめは、ゲーム機が不要ということです。
通常のゲームでは、高スペックなゲーミングパソコンなどのゲーム機が必要ですが、クラウドゲームStadiaは、特別にゲーム機を用意しなくてもゲームをプレイできます。
クラウドゲームStadiaは、Chromeを利用してサーバーを作動させるので、Chromeに対応したデバイスであればすぐにゲームをプレイできます。
2:専用コントローラーが発売されている
クラウドゲームStadiaの特徴の2つめは、専用コントローラーが発売されているということです。
Googleは、Stadiaを利用してゲームをプレイする人向けに、Stadia専用コントローラーを販売しています。
一般的なコントローラーと違ってStadia専用コントローラーは、Wi-Fiで直接インターネットに接続されており、入力遅延が少なくて快適にゲームをプレイできます。
3:YouTubeとの連携がスムーズ
クラウドゲームStadiaの特徴の3つめは、YouTubeとの連携がスムーズということです。
クラウドゲームStadiaは、同じくGoogleが提供しているYouTubeとの連携もスムーズで、YouTubeの動画からゲームを起動できます。
さらに、YouTubeのライブ配信者がプレイしているゲームに参加できる機能などもあり、よりゲームを楽しむための機能が備わっています。
4:日本での対応は未定
クラウドゲームStadiaの特徴の4つめは、日本での対応は未定ということです。
クラウドゲームStadiaは、アメリカやカナダ、ヨーロッパなどの地域にサービスを展開していますが、日本での対応については未定です。
Stadiaが日本で利用できるようになるころには、更なるサービスの品質の向上や、プレイできるゲームタイトルの充実などが期待されています。
ソニーとMicrosoftはクラウドゲーミングで提携
2019年5月16日に、ソニーとMicrosoftはクラウドゲーミングにおいて戦略的提携を締結したと発表しました。
主にAIやクラウドゲームについての協力がその内容とされています。
またソニーが手掛けるゲームやコンテンツのストリーミングサービスに、MicrosoftAzureのソリューションの利用なども検討されています。
さらに、ソニーは既存のゲームやストリーミングのプラットフォームに、Microsoftのデータセンターを使うと述べました。
AIの分野でも提携
さらにソニーはMicrosoftのAI技術を製品に搭載することも検討しています。
今後AIアシスタントとさらに自然に話せるようになるかもしれません。
両社が提携することで、ソニーは苦手としていたクラウドやネットワーク分野の支援がMicrosoftから得られるといわれています。
Microsoft側のメリットは、クラウド事業に大手顧客を加え、さらに収益性を挙げられることが考えられます。
またAzure AI技術を統合することで、さらに進化した画像選センサーソリューションを開発するといわれています。
クラウドゲームStadiaの課題4つ
クラウドゲームStadiaは、新たなストリーミングゲームサービスとして注目されていますが、Stadiaが広く普及するためには、さまざまな課題があります。
ここでは、クラウドゲームStadiaの課題を4つ紹介していきます。
クラウドゲームStadiaの課題には、操作の遅延、画質が抑え目、ゲームタイトルがまだ少ない、ゲームを所有できないなどがあります。
1:操作の遅延
クラウドゲームStadiaの課題の1つめは、操作の遅延です。
クラウドゲームの場合、ゲームの処理自体はクラウド上のサーバーで実行しているのですが、映像の出力やコントローラーの入力などは、プレイヤー側からデータを送信する必要があります。
Stadiaでゲームをプレイする場合、インターネット回線の速度による影響を大きく受け、格闘ゲームなどでは操作の遅延が発生する可能性があります。
2:画質が抑えめ
クラウドゲームStadiaの課題の2つめは、画質が抑えめということです。
クラウドゲームでは、グラフィックの処理をサーバーで実行しており、映像に関するデータがサーバーからスマホやパソコンに送られてきます。このとき、回線の負担を減らすために、通常よりも画質を抑えて送られてきます。
Stadiaもクラウドゲームなので、通常のゲームよりも画質が抑えめという課題があります。
3:ゲームタイトルがまだ少ない
クラウドゲームStadiaの課題の3つめは、ゲームタイトルがまだ少ないことです。
クラウドゲームStadiaは、2019年に発表された比較的新しいサービスなので、プレイできるゲームタイトルがまだ少なく、遊びたいゲームが見つからないこともあります。
ですが、Stadiaの注目度は高く、Stadiaの普及と共にゲームタイトルの充実が期待されています。
4:ゲームを所有できない
クラウドゲームStadiaの課題の4つめは、ゲームを所有できないことです。
基本的にクラウドゲームサービスは、ゲームソフトを購入しなくてもプレイできる反面、パッケージやデータなどが手元に残りません。
Stadiaは、サブスクリプションサービスなので、パッケージやデータなどのゲームの実体を所有できません。
Stadiaの注目ゲームタイトル3選
クラウドゲームStadiaでプレイできるゲームのタイトルは、徐々に充実してきており、Stadiaの注目ゲームタイトルには、さまざまなものがあります。
ここでは、Stadiaの注目ゲームタイトルを3つ紹介していきます。
Stadiaの注目ゲームタイトルには、Resident Evil 8、FIFA 21、Hitmanなどがあります。
1:Resident Evil 8
Stadiaの注目ゲームタイトルの1つめは、Resident Evil 8です。
Resident Evil 8は、CAPCOMから発売されているバイオハザードシリーズの続編で、非常に注目度の高い作品です。
バイオハザードシリーズは、とても人気があるサバイバルホラーゲームとして有名です。
2:FIFA 21
Stadiaの注目ゲームタイトルの2つめは、FIFA 21です。
FIFA 21は、サッカーゲームとして有名なFIFAシリーズの新作で、プロチームのデータを収録しており、プロのサッカー選手を操作して遊べます。
ゲームとは思えないほどリアルなグラフィックで、実際にプロのサッカー選手としてプレイしているかのような体験ができます。
3:Hitman
Stadiaの注目ゲームタイトルの3つめは、Hitmanです。
Hitmanは、とある組織のエージェントとして、あらゆる手段で敵を暗殺するアクションゲームです。
敵を倒したときの快感はもちろん、美しいグラフィックや壮大なストーリーなど、さまざまな角度から楽しめるゲームです。
注目のクラウドゲームサービスStadiaについて知ろう
ここまで、クラウドゲームサービスStadiaとはどのようなものなのかについて紹介して来ました。
クラウドゲームサービスStadiaは、近年注目のGoogleが開発したクラウドゲームサービスです。
ゲームの開発などに興味のある方は、ぜひ注目のクラウドゲームサービスStadiaでゲームをプレイしてみてください。
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