エンジニアは職種によって平均年収が異なりますが、他の人はどのくらい貯蓄しているのかは気になるポイントではないでしょうか。
今回はエンジニアの毎月の貯蓄額やその目安などをご紹介しましょう。
目次
世代別の貯蓄額
将来が不透明な現代。
多くの人が貯蓄をできるだけ増やしたいと考えているのではないでしょうか。
では年代別の平均貯蓄額はどれくらいなのかご紹介します。
年代 | 平均貯蓄金額 |
---|---|
29歳以下 | 154万8,000円 |
30~39歳 | 404万1,000円 |
40~49歳 | 652万7,000円 |
50~59歳 | 1,051万2,000円 |
60~69歳 | 1,339万4,000円 |
70歳以上 | 1,263万5,000円 |
平均値と中央値の違い
上記の平均貯蓄額はあくまで平均値になります。
この平均値の中には高額の貯金を持っている方も含まれているため、一般の人の貯蓄額とは離れていることもあります。
常陽銀行が厚生労働省の「各種世帯の所得などの状況」を元に算出した結果によると、一世帯当たりの貯蓄金額の中央値は全世帯で500~700万円未満です。
児童のいる世帯でも300~400万円なので、平均値を大きく下回っています。
エンジニアにおすすめの毎月の貯蓄額
ではエンジニアの毎月の貯蓄額はどれくらいがおすすめなのでしょうか。
5%未満 | 5~10%未満 | 10~15%未満 | 15~20%未満 | 20~25%未満 | 25~30%未満 | 30~35%未満 | 35%以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20歳代 | 1.8 | 25.0 | 23.2 | 7.1 | 14.3 | 3.6 | 10.7 | 8.9 |
30歳代 | 7.8 | 16.4 | 24.2 | 6.8 | 10.9 | 3.1 | 7.2 | 3.8 |
40歳代 | 8.0 | 18.4 | 25.9 | 7.1 | 6.9 | 2.6 | 2.4 | 2.8 |
50歳代 | 8.6 | 21.3 | 23.9 | 7.4 | 7.4 | 1.8 | 4.7 | 3.1 |
60歳代 | 4.9 | 14.2 | 17.7 | 5.2 | 7.2 | 1.2 | 3.4 | 2.6 |
70歳代以上 | 6.0 | 10.5 | 14.5 | 4.2 | 5.7 | 1.8 | 1.7 | 2.0 |
300万円未満 | 6.9 | 9.5 | 14.4 | 3.3 | 3.1 | 1.7 | 0.9 | 0.9 |
300~500万円未満 | 7.5 | 15.5 | 18.7 | 5.2 | 6.8 | 1.4 | 2.5 | 1.6 |
500~750万円未満 | 6.1 | 22.3 | 23.4 | 7.5 | 9.6 | 2.1 | 4.6 | 3.7 |
750~1,000万円未満 | 7.5 | 19.3 | 27.2 | 7.1 | 11.0 | 2.8 | 7.1 | 5.1 |
1,000~1,200万円未満 | 6.1 | 15.7 | 35.7 | 4.3 | 11.3 | 2.6 | 7.0 | 7.0 |
1,200万円以上 | 2.4 | 9.8 | 18.3 | 13.4 | 13.4 | 7.3 | 11.0 | 11.0 |
エンジニアの平均年収は約456万円とされています。
金融広報中央委員会が発表したデータによると、年収300~500万円ほどの年収の方は約10~15%を貯蓄に回す人が最も多いとされています。
このことから毎月2~6万円の貯蓄がおすすめとされています。
また年齢の面で見ると、20歳代は約5~10%、30~40歳代は約10~15%を貯蓄に回す人が多いという結果になりました。
老後のことを考えてくる30歳~40歳代になるほど、年収から回す貯蓄額が増えていると考えられます。
無理のない貯蓄額を目指そう
エンジニアの平均年収から考えた貯蓄額の目安は毎月2~6万円という結果になりました。
老後のためにも貯蓄は必要ですが、それによって日々の生活が苦しくなっては意味がありません。
月々の貯蓄が苦しい場合はボーナスを貯蓄するなど、無理のない計画を立てるようにしましょう。
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