「年功序列」と「能力と成果」。ネットワークエンジニアを含むIT業界の給料を取り巻く現状と課題

「年功序列」と「能力と成果」。ネットワークエンジニアを含むIT業界の給料を取り巻く現状と課題

日本企業は従来年功序列の給与制度を採用してきましたが、昨今では能力と成果を重視する企業も増えてきました。
ここでは、年功序列制度および能力・成果主義のそれぞれの影響と課題についてまとめました。

年功序列の給与制度の影響と課題

日本の企業の中には、年収に対する年功の影響度が大きい企業が多くある一方で、影響がほとんどない企業もあります。
加えて、年功の影響度が大きい企業の課題としては仕事に対する社員の士気の低下、そしてスキルアップに対する社員の姿勢の低さが挙げられます。
年功で年収が決まる環境下にいる社員ほど、仕事やキャリアアップに対するモチベーションが下がりやすいといえるでしょう。

また、年収に年功が影響する企業では、給与を不満とした離職や長時間労働の慢性化の割合が高い傾向にあります。
より良い条件の仕事を求めて積極的に転職活動をしたいと考えている社員の割合は全体では20%以下であるのに対し、年功序列の企業では40%以上にも上るようです。
これに関しても年功序列の給与制度の大きな問題点だといえそうです。

なお、年功の年収に対する影響のとらえ方は企業と個人で大きく異なるようです。
個人向けの調査では自社の給与水準における年功の度合いが高いという回答が多く、企業側が思っている以上に能力や成果による年収の違いはないと感じている社員が多いといえるでしょう。

能力と成果主義は連携を弱くする?

「年功序列」と「能力と成果」。ネットワークエンジニアを含むIT業界の給料を取り巻く現状と課題のイメージ

能力と成果主義には社員のモチベーションが上がりやすいなどのメリットがありますが、当然ながらデメリットもあります。
ネットワークエンジニアを含めたIT人材の多くは能力と成果主義が好ましいと考えているようですが、評価基準が明確ではない、公平性の確保が難しい、成果が把握しづらいなどの課題も多々あるほか、年功序列の文化から脱却するのは簡単ではないという見方も少なくありません。

そして、社員間の連携に対する影響も重要なポイントです。
年代にかかわらず、大多数は能力・成果主義が大なり小なり社員間の連携を阻害すると考えているようです。
とくに年功序列の企業に勤めている社員はこのように考える傾向が強いため、年功序列から能力・成果主義に転換する際には避けては通れない課題だといえるでしょう。

年功序列にも能力・成果主義にも長所と短所がある

年功序列制度には、社員の士気に対する影響をはじめとした多くの課題があります。
一方で、能力・成果主義にもデメリットがないわけではありません。
これらの課題は、ネットワークエンジニアを含めたIT業界の現状にも直結しているといえるでしょう。

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