AWSコラム
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AWSで独自ドメインを登録したい場合は?登録方法や使い方を紹介

2021年04月23日

AWSとは?


AWSとは、Amazon Web Serviceの略で、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスのことです。クラウドコンピューティングサービスとは、サーバーやデータベースなどのITインフラをインターネットを通じて、提供するサービスです。

現在、AWSは世界中のデータセンターから200種類以上もの豊富なサービスを提供し、クラウドサービス市場では、既に高いシェア率を持っています。

AWSは、そのITインフラの設計や構築、セキュリティー対策などを自社運用しなければいけないオンプレミス型と違い、インターネットにつながる場所であればどこでも、初期費用不要で、すぐ利用できるといった多数のメリットがあります。

さらに、AWSは、東京リージョンに続き、2021年3月には日本で2番目となる大阪リージョンが開設されました。今後、AWSの導入を進める企業も増えていくことが予想されます。

ドメインとは?独自ドメインとの違いは?


ドメインとは、インターネット上における住所のことで、WEBサイトやWEBアプリにアクセスするための名前です。例えば、有名なamazon.co.jpやgoogle.comといったドメインがあります。

ドメインは、URLやメールアドレスにも使われています。URLの場合は、https://www.amazon.co.jp/、メールアドレスの場合は、abc@amazon.co.jpなど、amazon.co.jpがドメインだと分かります。

独自ドメインとは、他から提供されるドメインとは違い、自分で決めるabcdefg.comなどのオリジナルドメインのことです。当然ながら、他人が既に利用しているドメインは取得できません。

インターネット経由で、WEBサイトやWEBアプリへアクセスするためには、このドメインとIPアドレスを紐づける必要があります。AWSでは、独自ドメインとIPアドレスを紐づけることができます。

Amazon Route 53とは?


Amazon Route 53とは、AWS上で、DNS (ドメインネームシステム)管理や独自ドメインの登録ができるサービスです。DNSとは、人間が読み取れるamazon.comなどのドメイン名を、コンピュータが読み取れる10.123.456.789などのIPアドレスに変換するシステムのことです。

分散しているWEBサービスに、インターネット経由でアクセスするためには、住所情報が必要です。そのインターネット上の住所は、IPアドレスであり、変換する前のドメインでもあります。

DNSシステムは、電話帳のようなもので、名前(ドメイン)と番号(IPアドレス)の組み合わせで管理されています。

Amazon Route 53は、その電話帳の登録、管理、パフォーマンスをモニタリングするヘルスチェックができるサービスなのです。つまり、独自ドメインを取得するために必要なAWSのサービスです。

Amazon Route 53で独自ドメインを登録する方法は?


AWSへログインし、Amazon Route 53コンソールから、独自ドメインを登録します。状況によっては、Amazon EC2インスタンスと静的IPアドレス、さらに静的IPアドレスとドメインをそれぞれ関連付けるDNSを設定する場合があります。

独自ドメインの登録には年会費が発生します。co.jpや.com、.netなどのドメインによって、9USD(ドル)から数百USDまでと費用の幅があります。

また、ドメインは登録後に変更できません。一度登録すると発生した料金は返金されないので、独自ドメインを決める際には誤字などがないように注意が必要です。

今回は、Amazon EC2インスタンスと、静的IPアドレスの関連付けを想定し、DNS設定も含めた独自ドメインの登録方法を紹介していきます。

①静的IPアドレスとAmazon EC2インスタンスを関連付ける

Amazon EC2コンソールの「Elastic IP」から静的IPアドレスを取得します。AWSマネジメントコンソールからAmazon EC2コンソールを開きたい場合は、画面上部にある検索から「EC2」と入力してアクセスします。

Amazon EC2コンソール左項目の「Elastic IP」を開き「Allocate New Address」を押下します。その次に、EIP used inを「VPC」に設定し、「Yes, Allocate」を押下します。すると、新しくElastic IPアドレス(静的IPアドレス)が付与されます。

新しい静的IPアドレスを選択した状態で、「Actions」ボタンを押し、「Associate Address」を選択します。次の画面の「Instance」で関連付けるAmazon EC2インスタンスを選択し、「Association」を押下すると、静的IPアドレスと関連付けが完了します。

②ドメイン名を登録する

Amazon Route 53コンソールの「Register Domain」から、希望の独自ドメインを入力して登録します。既に使われているドメインを入力した場合は、使えないことを示すエラーが表示されます。

Amazon Route 53コンソールの「Register Domain」を押下し、「Choose a Domain」へ希望の独自ドメインを入力します。

次に.com、.org、.co.jpなどのTLDを選択します。続いて「Check」を押下すると独自ドメインを取得できるかが表示されます。利用できる場合は年会費も現れます。

そのままドメインを取得する場合は「Add to cart」を選択して、「Continue」を押下します。次の「Contact Details」ではドメインの詳細を入力し「Continue」を押下します。

最後に、「Complete Purchase」を押下すると、独自ドメインの登録が完了します。

③DNSを設定する

Amazon Route 53コンソールの「ホストゾーン」からDNS設定をします。ホストゾーンとは、ドメインとwww.などのサブドメインの通信経路を制御するルール情報を保持する箱のことです。

ここでは、①で取得した静的IPアドレスを利用する設定方法を紹介します。

Amazon Route 53コンソールの「Hosted Zones」を開き、②で登録した独自ドメインを選択します。「Create Record Set」を押下し、右に表示される「Name」に「www」を入力します。

続いて、①で取得した静的IPアドレスを「Value」に入力して、他の項目は変更せず「Create」を押下します。作成した「Name」のwww.と、静的IPアドレスがレコードに表示されていれば、DNSの設定は完了です。

最後に、WEBブラウザで取得した独自ドメインのURLを入力し、正常に表示されるか確認しておきましょう。

AWSで独自ドメインを使えるようになろう!


AWSでユーザに分かりやすく、覚えやすい独自ドメインを取得し、WEBサイトのコンセプトを適切に表現しましょう。一度取得した独自ドメインは変更できないため、熟慮の上、入力ミスがないように注意してください。

また、ドメインを変更するとユーザがサイトへ辿り着けなくなる等の問題が発生する恐れがあるため、ドメインが変わらないようにDNSを設定し、静的IPアドレスを独自ドメインと関連付ける必要があります。

Amazon Route 53では、ドメインを登録すると、同じ名前のホストゾーンが自動生成されます。Amazon Route 53のホストゾーンは、1つにつき料金が発生するため、不要になった場合は削除しておきましょう。

AWSのDNSサービスAmazon Route 53の機能を使いこなすためにも、ぜひ、この記事を参考に試してみてください。


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