
.NET Framework 4.8を徹底解説その2【オフラインインストールの方法】
.NET Frameworkをインストールする場合には、オンライン環境下で行うWebインストーラーと、オフライン環境下でできるオフラインインストーラーがあります。オフラインインストーラーは容量が大きくなってしまいますが、インターネットにつないでいないPCにもインストールできるのが大きなメリットです。
- PG
- インターネットにつないでいないPCにも.NET Frameworkをインストールしたいのですが……
- PM
- では、オフラインインストーラーを使うと良いですよ。まずはインターネットにつないでるPCからダウンロードしましょう。
目次
.NET Framework 4.8をオフラインインストールする方法
オフラインインストールを行うには、インターネットにつながっているPCでインストーラーをダウンロードする必要があります。ダウンロードページにある「Developer Pack」を選択してダウンロードしましょう。
【ダウンロードURL】
https://dotnet.microsoft.com/download/dotnet-framework/net48
ダウンロードリンクをクリックすると、数秒後にダウンロード開始のポップアップが出るので、保存先を指定してダウンロードします。Webインストーラーでは1.4MBと軽量ですが、オフラインインストーラーは137MBとダウンロードする容量も大きいです。
- ダウンロードしたインストーラーを実行
- ライセンス条項および使用条件に同意する(A)にチェックを入れて、インストールのボタンを押下
- セットアップ完了したら、閉じるボタンを押下して終了
最新の更新プログラムで修正されたこと
これまで、暗号化ライブラリの設定によっては運用段階で例外が発生することがありましたが、.NET Framework 4.8では発生しないように修正されています。そのほか、パフォーマンスや可用性の向上、および機能の強化が主な修正内容です。加えて、共通言語ランタイムの「.NET Core 2.1」ライブラリにおけるバグ修正や最適化がなされています。
- PG
- ダウンロードしたインストーラーをコピーすれば、オフラインのPCにもインストールできるというわけですね。
- PM
- 最新版の方がより機能が強化されていますから、安定しているとわかったら積極的にアップデートしていきたいですね。
オフラインインストーラーを活用してオフラインPCにも最新版をインストール
Webインストーラーは軽いことが大きな利点ですが、インターネットにつないでいないとインストールができません。オフラインインストーラーは、容量が大きい代わりにインストーラーさえダウンロードしてしまえば、オフラインになっているPCにも最新バージョンをインストールすることができます。これを活用することで、インターネットにつなげられない作業環境でも、バージョンアップをすることが可能です。