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.NET Framework 3.5 SP1の特徴やサポート期間を解説

2020年03月30日

「.NET Framework 3.5 SP1」は、3.5 RTMのリリース後に見つかった脆弱性や不具合の修正と、新機能を追加した.NET Framework 3.5初のService Packです。この記事では、特徴やサポート期間などについて紹介していきます。

PG
.NET Framework 3.5のService Pack 1は耳にしたことはありますが、実際にどんな機能が追加されているのでしょうか。
PM
RDB(リレーショナル・データベース)との連携機能の向上を主に.NET Frameworkの魅力的な新機能が追加されています。順番に特徴を見ていきましょう!

.NET Framework 3.5 SP1の特徴

ASP.NETの新機能として1つ目に「ASP.NET Dynamic Data」が挙げられます。これはコードを記述することなく、OracleやMySQLなどのRDB(リレーショナル・データベース)をモデルとしたクラスをもとに、CRUD(Create・Read・Update・Delete)機能を持つアプリケーションを自動生成する機能です。

2つ目に追加された機能は、データベースへアクセスするための手段を提供する「Entity Framework」です。もととなるデータベースモデルではなく、アプリケーション固有のドメインモデルの観点からRDBをプログラムで制御することが可能です。現在、Entity Frameworkがサポートされているのは「SQL Server」のみです。

3つ目は.NET Frameworkをインストールしていないコンピューターに対し、WPF・Windowsフォーム・WCF・コンソールアプリケーションのサブセットを提供する「Client Profile」です。

4つ目は、SQL Server 2008でのファイルストリーム、スパース列機能がサポートされるようになった「.NET Framework Data Provider for SQL Server(SqlClient)」です。

.NET Framework 3.5 SP1の延長サポート期間

.NET Framework 3.5 SP1のサポート期間は2028年10月10日までです。.NET Framework 3.5 SP1がリリースされたのは2008年のため、サポート期間は20年に及ぶことになります。

Windows 10で使用する場合、「ver 1809」がリリースされた2018年10月2日を起点として、5年のメインサポートと5年の延長サポートが提供されます。Windows 7の場合、.NET Framework 3.5 SP1の利用はWindows 7のサポートが終了する2020年1月14日までとなります。

PG
Dynamic Dataを使用するとアプリケーションをワンタッチで自動生成してくれるのですね。とても便利です。
PM
そうですね。またエンティティレベルでのデータアクセスを可能としてくれるEntity Frameworkも.NET Framework 3.5 SP1の大きな魅力といえます。

WCF開発者に便利な機能

追加された機能のひとつである、Entity FrameworkではSQL Serverのサポートやグラフのシリアル化を行う機能も導入されています。さらに、ファイルストリーム機能がサポートされ、グラフデータをモデル化するWCFサービスを構築する開発者にとって便利な機能になっています。ASP.NETアプリケーションの開発者はEntityDataSourceでも従来通りにデーターソースを操作することが可能です。


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