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Azure SQL DatabaseとSQL Serverを比較。両者の相違点とは

2020年04月10日

Azure SQL DatabaseとSQL Serverは、どちらもデータベースとしての機能を有しており、どちらを利用しても機能的にはあまり大差はないように思えます。ただ、機能面以外で大きな差が両者にはあるので、相違点をまとめていきます。

SE
Azure SQL DatabaseとSQL Serverの違いってどんなところがあるんですか?
PM
機能面についてはほとんど差がありませんね。それ以外に焦点を当てて違いを見ていきましょう。

共通する機能

Azure SQL DatabaseとSQL Serverの機能について、基本的なデータベースとしての違いはほぼ無いといえるでしょう。ただ、一部互換性が無い部分もあるので、丸々置き換えができない場合もあります。

管理に関わる機能を比較すると、Azure SQL Databaseはデータベースの機能以外はAzure側が管理することになるので、メンテナンスをする手間はSQL Serverと比べて格段に楽です。Azure SQL Databaseはサービスとしてデータベースの機能をユーザーに提供しており、OSのアップデートやデータベースのバックアップも設定に従って自動で行います。

発生する通信量によっては問題が発生することも

Azure SQL Databaseは、料金プランによってトランザクション量(データ通信量)に差があります。当然ですが、過剰なリクエストが発生した場合、データベースで受けきれずにエラーとなる可能性があるので、運用していく上では十分な負荷に耐えきれるか検証が必要になってくるでしょう。

ハード面で機能向上を自分でできないという点では、メンテナンスが面倒でもSQL Serverの方が融通を利かせることが可能といえます。

異なる機能

Azure SQL Databaseは、PaaS(Platform as a Service 略称:パース)というサービス形態をとっています。これは、アプリケーションを稼働するハードやOS、ミドルウェアなどのプラットフォーム一式をインターネット上から提供するものです。これにより、開発コストが安く抑えられるメリットがあり、システム開発の工期も短縮することができます。

SQL Server はIaaS(Infrastructure as a Service 略称:イァース)というサービス形態になります。これは、ネットワーク機器やインフラ系の機材をインターネットから提供するサービスです。ユーザーが用意するのはハードウェア及びOSで、ネットワークを介して利用します。

他にもソフトウェアをインターネット経由で利用するSaaS(Software as a Service 略称:サース)があります。

SE
サービスとして利用するかどうかが両者の大きな違いなんですね。
PM
そうなりますね。どちらにも良いところがあるので、利用するときには特性を十分に活かしたいところでしょう。

どちらにもメリット・デメリットがある

データベースとして活用する上では、どちらも大きな違いはありませんが、メンテナンス性ではAzure SQL Databaseが、運用上の柔軟性においてはSQL Serverの方がそれぞれ優れています。実運用をしていく上で、どちらを利用するのが好ましいかを判断していくのが良いでしょう。


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