Azure Database for PostgreSQLを使ってサーバを作成する

PostgreSQLデータベースをクラウドで管理・実行できるマネージドサービス「Azure Database for PostgreSQL」。ここでは、Azure PortalからAzure Database for PostgreSQL サーバを作成する方法を分かりやすく解説します。
- SE
- AzureでPostgreSQLのサーバを作成するって、何だか難しそうですができるのでしょうか?
- PL
- いえいえ、とても簡単です。クラウドなので、慣れれば5分程度で作成できますよ。
実行環境
・Windows10
Azure Database for PostgreSQLサーバの作成手順
サーバの作成と詳細の設定は次の手順で行います。
Azure Portalからサーバを作成
- Azure Portalへサインイン
- リソースの作成
- サーバの選択
下記のリンクから、Azure Portalへサインインします。
https://portal.azure.com/
画面左上の[リソースの作成]をクリックします。
その後、[データベース]、[Azure Database for PostgreSQL]の順にクリックします。
使用目的に合わせてサーバを選択します。
※今回は[単一サーバ]を選択

サーバの詳細設定
次に、作成するサーバの情報を入力します。
ここで入力しなければならない項目は次のとおりです。
項目 | 概要 |
---|---|
サブスクリプション |
使用中のサブスクリプション ※ここで選択したサブスクリプションにまとめて請求される |
リソースグループ |
管理したいリソースグループ名 ※既存のものを使うか、新規作成する |
サーバー名 |
作成するサーバーを識別する名前 ※一意でなければならない |
データソース | 新規で作成する場合は「なし」を選択 |
場所 |
サーバーを作成するリージョン ※日本の場合はAsia Pacific東日本/西日本 |
バージョン | 最新のメジャーバージョンを選択 |
管理者ユーザー名 | サーバーにアクセスする際に使用するログインアカウント名 |
パスワード |
サーバー管理者アカウントのパスワード ※新規作成する必要がある |
また、サーバのスペックなども用途に合わせて変更します。
選択する仮想コアやストレージによって価格が変わります。
※今回はBasic
すべて入力できたら、[確認および作成]をクリックします。
下記のように確認画面が表示されるため、[作成]をクリックします。
Azure Database for PostgreSQLのダッシュボードへアクセスし、データベースが作成されていることを確認します。
データベースにアクセスする際は、作成したデータベースの[概要]から[サーバ名]を取得します。
これで、データベースサーバの作成は完了です。
- SE
- 確かに、5分程度でサーバを作成できましたね!
- PL
- Azureのサーバーを活用することで、運用の手間も省けるので、本来やるべき業務に集中できるんですよ。
Azure Database for PostgreSQLは導入も運用も簡単にできる
Azure Database for PostgreSQLは、クラウド上で提供されるPostgreSQLデータベースです。画面上で操作するだけでサーバ構築ができるほか、バックアップやセキュリティなどはAzure側で管理してくれるため運用の手間も省けます。クラウドに興味があるのであれば、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。