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クラウドのアプリ

Azure App Serviceでできることは?.NET Webアプリも移行できる!

2020年09月25日

日頃からシステムの開発・運用を行っている方であれば、Azure App Serviceを使用することもあるでしょう。App Serviceを簡潔に表現するならば、アプリやAPIのためのフルマネージドサービスです。
Windows環境だけでなく、Linux上でも実行可能なApp Serviceは、クラウド内にアプリやAPIを手軽に構築することができます。今後需要が増えることが予想されるApp Serviceをここで確認していきましょう。

SE
Azure App Serviceって初めて聞きました。具体的にどのようなことができるのでしょうか?
PL
Windows、Linux関係なく、そして.NET系統の言語やJava、Pythonなどで開発したアプリも手軽にクラウド上に構築することができます。とても便利なサービスですね!

App Serviceの概要

App Serviceとは、Web Apps、Mobile Apps、Functions、API Appsの4つのアプリケーションサービスをまとめたものです。
これら4つのサービスはすべてPaaSに該当します。PaaSとは、アプリケーションを稼働させるためのハードウェアやOS一式を、インターネットを介して利用できるサービスです。

また、オートスケールやバックアップ、ステージング環境などが、プランによりますが提供されています。

App Serviceの料金とプラン

App Serviceを利用するにあたり、一番気になるのが利用料金ではないでしょうか。ここではApp Serviceの価格表を作成しました。

OSはWindows、地域は東日本で料金を計算しています。また、App Serviceのプランは、1 秒単位で課金されるサービス形態です。

FreeとSharedのサービスプラン

FreeとSharedのサービスプランは、Azureの基本的な仮想マシンと同じレベルです。

インスタンス コア数 RAM ストレージ 料金
F1 共有(60CPU 分/日) 1GB 1.00GB 無料
D1 共有(240CPU分/日) 1GB 1.00GB 1.714円/時間

Basicのサービスプラン

トラフィック処理が低いのが特徴で、トラフィック管理機能が不要なアプリ向けのサービスプランです。

インスタンス コア数 RAM ストレージ 料金
B1 1 1.75GB 10GB 9.912円/時間
B2 2 3.50GB 10GB 19.824円/時間
B3 4 7GB 10GB 39.648円/時間

Standardのサービスプラン

実稼働で実行されることを想定されているサービスプランです。

インスタンス コア数 RAM ストレージ 料金
S1 1 1.75GB 50GB 13.216円/時間
S2 2 3.50GB 50GB 26.432円/時間
S3 4 7GB 50GB 52.864円/時間

Premiumのサービスプラン

実稼働で実行されることを想定されているサービスプランで、Standardのサービスプランよりも充実しているプランです。

インスタンス コア数 RAM ストレージ 料金
P1v2 1 3.50GB 250GB 26.432円/時間
P2v2 2 7GB 250GB 52.864円/時間
P3v2 4 14GB 250GB 105.728円/時間

Isolatedのサービスプラン

ミッションクリティカルな処理を対象としたサービスプランです。

インスタンス コア数 RAM ストレージ 料金
I1 1 3.50GB 1TB 44.800円/時間
I2 2 7GB 1TB 89.600円/時間
I3 4 14GB 1TB 179.200円/時間

App ServiceでWebアプリを作成する方法

それでは実際にApp Serviceを利用して、Webアプリを作成してみましょう。今回はASP.NETを選択してWebアプリを作成していきます。

  1. お使いのVisual Studio 2019からASP.NET Webアプリケーションの新しいプロジェクトを作成します。
  2. 新しいプロジェクトの作成で、アプリケーションに「myFirstAzureWebApp」という名前をつけます。
    新しいプロジェクトの作成
  3. 任意の種類のASP.NET Webアプリを Azure にデプロイできます。このクイックスタートではMVCテンプレートを選択します。
  4. 認証が「認証なし」に設定されていることを確認し、「作成」を選択します。
    ASP.NET Webアプリを作成
  5. Visual Studioのメニューからデバッグ→デバッグなしで開始を選択し、ローカルで実行しましょう。
  6. 続いて、Webアプリを発行します。ソリューションエクスプローラーで作成した「myFirstAzureWebApp」プロジェクトを右クリックし、「発行」を選択しましょう。
  7. 「App Service」を選択し、「プロファイルの作成」を選択しましょう。
    プロファイルの作成
  8. 「アカウントの追加」または「サインイン」を選択してAzureにログインしましょう。
    Azureサインイン
  9. 「リソース グループ」で、「新規」を選択しましょう。「新しいリソースグループ名」に「myResourceGroup」と入力します。
  10. 「ホスティングプラン」で、「新規」を選択しましょう。
    ホスティングプラン
  11. Azureリソースの作成を開始します。ウィザードが完了すると、Azureリソースが作成され、発行できます。
    Azureリソースの作成
  12. 「発行」ページで、「発行」をクリックします。Visual Studioにてアプリのビルド、パッケージ化、およびAzureへの発行が行われた後、既定のブラウザーでアプリが起動されます。
SE
App Serviceの構築方法も理解できましたし、次は自分で構築してみます!
PL
環境構築は、読んで理解するよりも自分で構築して実力がつくものです。App Serviceは無料プランも用意されているので、自分で環境構築してみましょう。

App Serviceを上手に使いこなし、クラウドを活用しよう

App Serviceは数多くのプランが準備されています。無料で利用できるプランが準備されているのは、初めて利用される方にはありがたいのではないでしょうか。まずは無料で試して、それぞれのアプリやAPIにあったプランを選択していきましょう。
App Serviceを上手に使いこなせば、今よりも手軽かつ迅速にアプリやAPIを構築できるでしょう。

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