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DNSイメージ

Azure DNSでドメインを使う。価格やゾーンの作成方法は?

2020年09月30日

マイクロソフトが提供するクラウドコンピューティングサービス、「Microsoft Azure」の代表的な機能の1つである「Azure DNS」。Azure DNSは、クラウドで利用されている仕組みのため、どのように運用するべきか分からない方もいるのではないでしょうか。
当記事では、Azure DNSの概要に加え、実際の作成方法を解説します。

SE
先日プロジェクトでドメインを取得しました。Azure DNSを使うみたいですが、どのようなサービスなのでしょうか?
PM
Azure DNSはクラウド型のDNSサーバで、プライベートDNSの機能を使える点が特徴ですね。

Azure DNSとは

Azure DNSは、DNS(ドメインネームシステム)ドメインのホスティングサービスであり、Azure内で提供されている仕組みを使って変換します。

まずDNSは、ドメインをIPアドレスに変換する仕組みです。私たちがWebサイトを見る場合、httpやhttpsから始まるURLにアクセスしています。画面に表示されるまでには様々な処理が行われていますが、その中の1つにDNSサーバーによる名前解決があるのです。
他にも、Azure DNSには「プライベートDNS」と呼ばれる機能があります。

DNSドメインとプライベートDNSの違い

大きな違いは、WAN(Wide Area Network)かLAN(Local Area Network)のどちらで名前解決をするかにあります。
DNSドメインは、誰でもアクセスが可能なインターネットであるWANに接続して名前解決をします。対してプライベートDNSは、LANで構築されたネットワークで名前解決をします。

DNSゾーンとは

DNSゾーンとは、DNSサーバがドメイン名を管理する範囲を表します。

DNSは階層構造になっており、上位ドメインを管理するDNSサーバはその下位ドメインのゾーン情報をすべて持たず、下位のゾーン情報を管理しているDNSサーバのみを把握しています。
Azure DNSでドメインのホストを開始するには、そのドメイン名用に DNS ゾーンの作成が必要です。

Azure DNSの価格

2020年9月現在、Azure DNSの価格を以下の表にまとめました。なおDNSクエリとは、ドメイン名をIPアドレスに変換するためにDNSサーバへ問いかけることを指します。

DNS パブリック/プライベート
最初の 25 件のホストされる DNS ゾーン ¥56/ゾーン/月
追加のホストされる DNS ゾーン (25 超) ¥11.200/ゾーン/月
最初の 10 億 DNS クエリ/月 ¥44.800/100 万
追加の DNS クエリ (10 億超)/月 ¥22.400/100 万

DNSゾーンの作成方法

Azure DNSの概要を理解したところで、ここからはDNSゾーンの作成方法をご紹介します。

1. Azure Portalにアクセス

2. 「DNSゾーン」を検索し「DNSゾーンの作成」を押下

DNSゾーンの作成

3. 「DNS ゾーンを作成する」の ページで、以下の値を入力または選択
リソースグループ:「新規作成」を選択し、任意のグループ名を入力して選択します。Azureサブスクリプション内で使用するリソースグループ名を使用してください。
名前:DNSゾーン名には、取得したドメイン名を入力します。

DNSゾーン情報の入力

4. 「確認および作成」を選択し作成が完了

SE
Azure DNSゾーンの作成は、意外と簡単にできるのですね。
PM
簡単に実現できることは、クラウドサービス「Azure」の魅力です。Azureでシステム基盤を構築する場合は、今回紹介したDNSの活用も必須ですね。

DNSサーバのクラウド運用も検討しよう

Azure DNSは、DNSドメインのホスティングサービスです。DNSはドメインをIPアドレスに変換するもので、インターネットの世界では必須の機能といえます。

最近ではテレワークの推進によりクラウドの需要も高まっています。今までオンプレミスでDNSサーバを構築していた企業も、Azure DNSの運用に切り替えることで他のサービスとの連携でき、素早いサービス開発にもつながります。これからDNSサーバを独自運用していきたいと考えている方は、今回の記事を参考にサーバの構築をしてみましょう。

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