IEEE Spectrumが2019年の人気プログラミング言語ランキングを発表しました。
上位にはPythonやJava、CやC++などがランクインしています。
このページでは、エンジニアの方向けにIEEE Spectrumが発表した2019年人気プログラミング言語ランキングについてまとめました。
目次
IEEE Spectrumが発表した人気プログラミング言語ランキング
順位 | 言語 | ウェブ | モバイル | 企業 | 組み込み | スコア |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | Python | 〇 | 〇 | 〇 | 100 | |
2 | Java | 〇 | 〇 | 〇 | 96.3 | |
3 | C | 〇 | 〇 | 〇 | 94.4 |
第1位:Python
栄えある第1位は、Pythonでした。
Pythonは主にAI開発などで使われているイメージがあるかもしれません。しかし、その用途はアプリ開発や電気製品への組み込みシステムなど、多岐にわたります。
Pythonの特徴としては、シンプルで短い構文や、言語にあらかじめ用意されている標準ライブラリが豊富であること、Githubなどに幅広い用途に使うことのできるPython向けの外部ライブラリが豊富に存在することなどが挙げられます。
Pythonはシンプルであるがゆえに、エンジニアの方々が手を出しやすいプログラミング言語といえるのではないでしょうか。
第2位:Java
惜しくも第2位となったのは、JetBrains社開発のJavaでした。
Javaはウェブページの制作やアプリ開発、企業など幅広い範囲で活躍している言語です。
Javaの特徴としては、コンパイラ言語であるために処理速度が速いことや動作環境に依らないこと、オブジェクト指向であることが挙げられます。
特に大事な特徴は、 macOSやWindowsなど動作環境を考えることなくプログラミングができることでしょう。
第3位:C
第3位にランクインしたのは、C言語です。
後に開発されたC++やJavaなどのC系と呼ばれるプログラミング言語の祖であるC言語は、1972年に汎用プログラミング言語として開発されました。
開発されてから年数が経っているため、昔と比べれば相対的にC言語の出番は少なくなってきているのは事実です。
しかし、それでもなおC++やJavaなどの実装が困難な小規模な組み込みシステムや、学術研究のための開発など、2019年になっても未だ活躍の場は多く残されています。
今流行の言語がわかる! 2019年最新版プログラミング言語ランキング
IEEE Spectrum発表の2019年最新版のプログラミング言語ランキングについてまとめました。
今回は3位までの紹介でしたが、他にもC++やR、JavaScriptなどが上位にランクインしています。
エンジニアの方は、習得する言語を見定める際に、このランキングを参考にしていただければ幸いです。
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