30代でもなれる?ネットワークエンジニアを目指すためのスキル6つを解説

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未経験でも30代からネットワークエンジニアになれるのか?


結論から言うと、30代でも未経験からネットワークエンジニアを目指すことは可能です。
ネットワークエンジニアの場合は未経験でも応募できる求人が比較的多く、実際に30代で転職に成功している人は少なくありません。

とはいえ、他の業界や職種と同様に年齢が上がるごとに未経験での転職は難しくなります。
これは、「未経験からじっくりと育てるのであれば若い方がいい」という考え方があるためです。

そのため、35歳を超えるとハードルがかなり上がるといえるでしょう。
未経験からネットワークエンジニアを目指したい場合は、可能であれば32歳以下のうちに転職活動を開始することをおすすめします。

ネットワークエンジニアの年収

IT業界は日本の少子高齢化による労働人口不足もあり、人材不足の状態になっています。
それはネットワークエンジニアも例外ではなく、スキルのあるネットワークエンジニアはどの企業でも需要があるため、高い年収を得ることも可能です。

ただし、一般的なネットワークエンジニアの場合は30代なら470万円、40代なら550万円、50代なら590万円ほどが標準的な年収となっています。

そもそもネットワークエンジニアとは?


30代からネットワークエンジニアを目指そうと考えている方の中には、そもそもどのような仕事なのか知りたいという方もいるのではないでしょうか。

ネットワークエンジニアとは、ネットワークシステムの設計や構築、運用保守などを専門に行うエンジニア職です。

ここではネットワークエンジニアが行う「設計・構築」「運用・保守」というそれぞれの仕事内容についてご紹介しますので、どのような仕事を行っているのか参考にしてみてください。

ネットワークシステムの設計・構築

ネットワークシステムの設計や構築業務は、ネットワークシステムに関する仕事の中でも上流工程の業務です。そのため、30代から未経験でネットワークエンジニアになった場合、すぐに担当することはありません。

設計の工程では、クライアントの要望や規模に合わせてゼロからネットワークシステムを設計します。また、構築の工程では、要件定義に基づいてネットワークに使用する機器やソフトウェアのセットアップなどを行います。

ネットワークの運用・保守

ネットワークシステムの運用保守業務は、構築済みのネットワークシステムが安定して稼働できるように運用を行い、定期的なメンテナンスや障害発生時の対応を行うことです。

30代から未経験でネットワークエンジニアを目指す場合、まずは運用保守の仕事をするのが一般的です。運用保守の業務でネットワークエンジニアの仕事を覚え、スキルアップすることで設計や構築の業務を担えるようになります。

30代で未経験の場合「運用保守」の求人が多い


ネットワークエンジニアの仕事は、大きく「設計」、「構築」、「運用保守」の3つに分けられます。
このうち、未経験のネットワークエンジニアが行う仕事は運用保守がほとんどだといえるでしょう。

運用保守では、クライアントが使用しているネットワークの監視を行い、トラブルが起きたときには迅速に復旧作業を行います。
設計や構築の仕事とは違い、運用保守は現場で仕事を行いながら覚えやすいといえます。
ネットワークエンジニアとしてキャリアアップしていきたいのであれば、まずは運用保守の仕事をマスターし、その後に設計や構築などの上流工程の業務を目指してください。

30代でネットワークエンジニアを目指すために必要なスキル6つ


30代で未経験からネットワークエンジニアを目指す場合、ネットワークエンジニアの仕事に役立つスキルを身につけておくことが重要です。ネットワークに関する基本的な知識はもちろん、ITに関する幅広い知識も必要になります。

それでは、具体的にどのようなスキルが求められるのでしょうか。ここでは30代でネットワークエンジニアを目指すために必要なスキル6つをご紹介していきますので、参考にしてみてください。

1:サーバーに関する知識

ネットワークエンジニアは企業が利用するサーバーやネットワークの構築を行うため、コンピューター関連の専門的な知識が必要になります。その中には、DNS、WWWサーバーなどのサーバーに関する基本的な知識も含まれています。

30代からネットワークエンジニアを目指すのであれば、具体的には自分でインターネットの設定ができる程度のサーバーの知識やスキルは習得しておくと良いでしょう。

2:TCP/IPの知識

ネットワークエンジニアにはTCP/IPに関する基礎知識や技術的なスキルが必要です。TCP/IPはネットワークで使用する通信プロトコルで、実際にはIPやICMP、SMTP、TCP/UDP、Telnet、ssh、httpなどの複数のプロトコルによって成り立っています。

ネットワークシステムを扱う以上、TCP/IPは必要な概念となるため、30代からネットワークエンジニアを目指す場合は覚えておきましょう。

3:LAN・WANの知識

30代からネットワークエンジニアを目指す場合に求められる知識の中でも、LANやWANは非常に重要です。LANは屋内で使用するネットワークを指し、無線LANやイータネット、ルーティングの他、前述のTCP/IPもLAN系の知識に含まれます。

また、WANは離れた場所のコンピューターを接続するための「Wide Area Network」のことで、ADSLやIP-VPNなどがあります。

4:論理的思考力

30代未経験からネットワークエンジニアを目指す場合に限らず、論理的思考力はエンジニア職全般に求められるスキルです。論理的思考力は物事を道筋立てて考えるスキルで、クライアントの要件を満たす最適なネットワークを矛盾することなく構築するために欠かせないものです。

また、ネットワークの設計や構築以外の普段の業務でも、論理的思考力があれば効率的に仕事を進められるでしょう。

5:コミュニケーション力

ネットワークエンジニアの仕事には他者とのコミュニケーションも含まれます。たとえばクライアントからヒアリングを行う場合でも、相手の意図を正確に読み取るコミュニケーションスキルは欠かせません。

また、他のメンバーと協力してネットワークを構築する場合、指示を正確に理解したり、他のメンバーに伝えたりするコミュニケーション能力が求められます。そのため、30代からネットワークエンジニアを目指す場合もコミュニケーション能力を身につけておきましょう。

6:マネジメント力

ネットワークエンジニアとして仕事をする場合、クライアントへのヒアリングやベンダーの選定、要件定義、ネットワークシステムの設計や構築、運用、保守というネットワークに関する一連の工程を担うことになります。

そのため、1つのプロジェクトを管理できるだけのマネジメントスキルが求められます。30代からネットワークエンジニアを目指すなら、それまでの経験でマネジメントスキルを身につけておきましょう。

ネットワークエンジニアが取得したい資格3つ


30代未経験からネットワークエンジニアを目指す上で押さえておきたいのが資格取得です。資格を取得しておくことで、一定の知識がスキルを持っていることを客観的に証明することが可能です。

そのため、資格があれば未経験でもある程度のスキルを持っていると採用担当者に認識してもらうことができ、転職活動の際にも有利に働きます。

ここではネットワークエンジニアが取得したい資格3つをご紹介します。

1:CCNA

30代からネットワークエンジニアとしてのキャリアを目指すにあたって、特に取得しておきたい資格がCCNAです。

CCNAはネットワーク機器大手のシスコシステムズが認定している「シスコ技術者認定」のアソシエイトレベルの資格で、取得することでネットワーク全般の知識を証明することができます。

そのため、ネットワークエンジニアを目指すのであれば最初に取得しておきたい資格だと言えます。

2:CCNP

CCNPはCCNAと同様にシスコシステムズが認定している「シスコ技術者認定」の資格ですが、アソシエイトレベルよりも上位のプロフェッショナルレベルの資格となります。そのため、CCNAを取得した後はCCNPの取得を目指すのがおすすめです。

30代未経験からの転職でも、CCNPを保有していればネットワークエンジニアとして業務を行うのに十分なネットワークスキルを保有していることを証明できます。

3:LPIC

ネットワークエンジニアを目指す上で取得しておきたいもう1つの資格がLPICです。LPICはシスコ技術者認定と同様にネットワークエンジニアが取得する定番の資格で、Linuxを扱う技術を証明するものです。

Linuxはサーバー用のOSとして企業で使用されるケースが多いため、LPICを取得していると幅広い仕事を任せてもらえる可能性があります。レベルとしては、LPIC-1、LPIC-2、LPIC-3、の3つがあります。

スキルを磨いて30代からネットワークエンジニアを目指そう


30代でも、未経験からネットワークエンジニアとして転職することは十分に可能です。
しかし、転職を成功させるためにはしっかりと準備をしなければいけません。
まずはネットワークエンジニアに必要な知識やスキルを身につけるところから始めてはいかがでしょうか。

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