目次
Firebaseとはどんなサービス?
FirebaseとはGoogleが提供しているモバイルやWebアプリケーションの開発プラットフォームです。
Firebaseは2014年にGoogleに買収されたサービスで、クラウドサービスの形態としてはBaaSに分類されます。
Firebaseを利用すればバックエンドで動作するサービス作成の手間がかからなくなるため、ユーザーはアプリケーションの開発だけに専念することができます。
Firebaseを活用するメリット6つ
Firebaseを活用するメリットをご紹介します。
Firebaseはアプリケーション開発のスピードを向上し、コスト削減を実現し、開発の効率化を行う開発プラットフォームとなっています。
ここではFirebaseを活用するメリット6つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
Firebaseを活用するメリット1:処理速度が速い
Firebaseを活用するメリットは処理速度が速いことです。
Firebaseはリアルタイム同期となっているため、インターネットの接続が不安定な場合でも応答の速さに影響が出ず、安定した処理速度を保ちます。
さらに接続が途切れても自動的にアップロードやダウンロードをリトライするため、ユーザー自身で作業を行う必要がありません。
Firebaseを活用するメリット2:オフラインでもローカルコピーデータを閲覧できる
Firebaseを活用するメリットはオフラインでもローカルコピーデータを閲覧できることです。
Firebaseはオフラインでもキャッシュに保存されたコピーデータを閲覧でき、さらに書き込み、リッスン、クエリなども実行することができます。
さらにオンラインに戻ればローカルで行われた変更が同期されるため、通信が切れた場合でも作業を止める必要がなく、データの変更点が失われる心配もありません。
Firebaseを活用するメリット3:サーバー管理や保守が不要
Firebaseを活用するメリットはサーバー管理や保守が不要なことです。
Firebaseはバックエンド処理をユーザーの代わりに行ってくれるため、一般的に手間がかかる管理や保守作業が必要ありません。
そのため、ユーザーはアプリケーション開発のクライアントサイド機能に集中することができ、エンジニアの負担を大きく減らすことができるでしょう。
Firebaseを活用するメリット4:無料で開始できる
Firebaseを活用するメリットは無料で開始できることです。
Firebaseは利用を開始する際に導入費用や初期費用などが必要ありません。Firebaseは使用規模に応じた従量課金制を採用しているため、無料で利用を開始できて、使った分だけ請求される仕組みになっています。
そのため、使う量によっては非常にリーズナブルになるケースもあるでしょう。
Firebaseを活用するメリット5:多くの言語で開発可能
Firebaseを活用するメリットは多くのプログラミング言語で開発できることです。
FirebaseはC++、Swift、Objective-C、Java、JavaScript、Unityなどの多くのメジャーなプログラミング言語を使った開発が可能となっています。
そのため、自分が得意とするプログラミング言語での利用が可能な点はメリットだと言えるでしょう。
Firebaseを活用するメリット6:豊富な機能が揃っている
Firebaseを活用するメリットは豊富な機能が揃っていることです。
Firebaseはアナリティクスやデータベース、クラッシュレポート、クラウドメッセージングなどのアプリケーション開発に必要なさまざまな機能が用意されています。
さらに、ユーザー自身で機能を自由に組み合わせることもできるため、柔軟なアプリケーション開発が可能となっています。
Firebaseの学習におすすめの本7選
Firebaseの学習におすすめの本をご紹介します。
これからFirebaseを利用しようと考えている方の中には、本を使ってFirebaseについて学びたい方もいるのではないでしょうか。しかしFirebaseの学習に利用できる本にはさまざまな種類があります。
ここではFirebaseの学習におすすめの本7選をご紹介しますので、参考にしてみてください。
おすすめの本1:サーバーレス開発プラットフォームFirebase入門
「サーバーレス開発プラットフォームFirebase入門」はFirebaseの基本的な使い方から重要機能の使い方まで学べるおすすめの本です。
Firebaseの入門書としては日本語では初めての解説書となっています。Firebaseの基礎的な使い方や、ユーザー認証、ストレージ、データベースなどの機能の使い方を解説しています。
価格は3,400円+税となっています。
おすすめの本2:Firebaseによるサーバーレスシングルページアプリケーション
「Firebaseによるサーバーレスシングルページアプリケーション」は動画投稿サイトの制作を題材にFirebaseが学べるおすすめの本です。
動画投稿サイト制作をテーマにReactを使ったフロントエンド開発を行いながら、Authentication、Firestore、Cloud StorageなどFirebaseの主要機能について解説している本です。
価格は1,600円+税となっています。
おすすめの本3:改訂新版Vue.jsとFirebaseで作るミニWebサービス
「改訂新版Vue.jsとFirebaseで作るミニWebサービス」は簡単なWebサービス作成を目的にFirebaseが学べるおすすめの本です。
Vue.jsとFirebaseを使用したシングルページアプリケーション作成を学べる内容の本となっており、Webフロントエンド初心者がステップアップしていける足がかりになるでしょう。
価格は1,980円+税となっています。
おすすめの本4:IonicとFirebaseでゼロからはじめるアプリ開発
「IonicとFirebaseでゼロからはじめるアプリ開発」はアプリケーションを作って遊びながらFirebaseが学べるおすすめの本です。
AngularをベースにHTMLやCSS、JavaScriptなどを使用して、チュートリアルのようにアプリケーションを作成できる入門書となっています。
価格は1,980円+税となっています。
おすすめの本5:Flutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発
「Flutter×Firebaseで始めるモバイルアプリ開発」はクロスプラットフォームアプリを作成しながらFirebaseが学べるおすすめの本です。
FlutterとFirebaseを使って「貸し借りをメモするアプリ」を作りながら、Flutterの知識を学べる本になっています。
価格は2,000円+税となっています。
おすすめの本6:WEB + DB PRESS Vol.105
「WEB + DB PRESS Vol.105」は3つの特集でFirebaseが学べるおすすめの本です。
実践サーバーレス、Firebaseによるモバイルアプリのバックエンド、はじめてのスマートスピーカーという3つの特集でFirebaseを学ぶことができます。
価格は1,480円+税となっています。
おすすめの本7:実践Expo
「実践Expo React NativeとFirebaseで、SNSアプリを最速ストアリリース!」はFirebaseによるアプリの開発のノウハウが学べるおすすめの本です。
React Nativeを使ったアプリ開発のノウハウを、ユースケース別に学べる内容になっています。クロスプラットフォーム開発に挑戦したいプログラマーなどにおすすめです。
価格は3,000円+税となっています。
Firebaseに関する本の選び方について
Firebaseに関する本は目的に合わせて選ぶようにしましょう。
Firebaseを学べる本はさまざまな種類が販売されていますが、Firebaseを学ぶ理由は人それぞれです。また、Firebaseの知識を付けたいのか、Firebaseを開発の参考にしたいのかなど目的によって適した本は変わります。
そのため、本のタイトルや内容をよく確認して目的に合った本を選ぶようにしましょう。
Firebaseを使うときはいろいろな本を参考にしてみよう
Firebaseはアプリケーション開発を効率化できる開発プラットフォームです。
Firebaseを使うことでバックエンド作業の手間を省くことができるようになります。ぜひこの記事でご紹介したFirebaseを活用するメリットやFirebaseの学習におすすめの本などを参考に、Firebaseを利用してみてはいかがでしょうか。
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