エンジニアが目標設定をする8つのコツ|年数別の具体例を紹介

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エンジニアは目標設定が大切?

エンジニアは「なりたいエンジニア」になるための目標設定が非常に重要です。多くのビジネスパーソンと同じく、エンジニアも将来のキャリアプランも含めて目標を設定するのが大切です。正しい目標を設定しておくことで将来のビジョンがはっきりし、どういった分野でどのように進めばいいのかわかるようになります。三年後や五年後、十年後に自分がどうなりたいか、具体的に目標を設定しておきましょう。

エンジニアが目標設定をする8つのコツ

エンジニアが目標を設定する場合、いくつかのコツがあります。目標を設定することは重要ですが、実際のところエンジニアの中には目標設定をするのが苦手な方も多いです。目標を設定する場合、まずは自分の仕事に関する課題を明確にしてから目標を考えましょう。ここではエンジニアが目標設定をする8つのコツを紹介していきますので、ぜひ参考にしていってはいかがでしょうか。

1:具体的な目標にする

エンジニアの目標設定は仕事に関する具体的な内容を設定しましょう。ぼんやりとした内容を目標にしてしまうと、自分でもどのように達成すればいいのかわからなくなります。また、達成したのかどうかもわからなくなってしまうでしょう。そのため、「〇〇に関するミスを△%減らす」といったように具体的な内容にしましょう。具体的な内容にすることで目標達成率が可視化されるため、評価もされやすくなります。

2:期間を決める

エンジニアの目標設定は具体的な期限も決めておきましょう。達成までの具体的な期限を決めておくことで、その目標を達成するための日々の工程まで具体的に設定できるようになります。そのため、目標達成までの毎日の進捗までマネジメントしやすくなり、目標達成率も向上させることができるでしょう。

3:目標を数値化する

エンジニアの目標設定は数値化できる目標にしましょう。目標は担当システム完成までの期間や、案件の対応件数など、具体的な数を設定できる内容にするのがおすすめです。数値化できる目標なら達成できたかどうかの判断もしやすくなり、目標達成まで効率的に工程を進めることができます。

4:会社に貢献できる内容にする

エンジニアの目標設定は会社やチームに貢献できる内容にしましょう。企業に勤めている会社員エンジニアの場合、組織にどれくらい貢献するかによって、評価も変わってきます。たとえば自分の目標を「不具合発生率を前年度より〇%減らす」といった内容にすれば、自分自身のためになるのはもちろん、チームや会社にもメリットになります。

5:自分に役立つ内容にする

エンジニアの目標設定は自分の利益につながる内容にしましょう。当然のことですが、目標は自分自身のためになる内容であることが大切です。目標設定の際にチームとしての目標を指定されることもありますが、その中でも自分のメリットになる部分を見つけるようにしましょう。自分に役立つ内容なら、目標達成へのモチベーションも上げることができるでしょう。

6:目標とする人を見つける

エンジニアの目標設定は目標するエンジニアのスキルを意識しましょう。具体的な目標を設定する際に役立つのが、目標とするエンジニアを見つけることです。目標とするエンジニアが保有しているスキルを明確化することで、今の自分に足りないスキルも見つかります。また、どのようなスキルを取得すれば目標とするエンジニアに近づけるかもわかるようになり、目標の具体性が増すでしょう。

7:エンジニアから何を目指すのか決める

エンジニアの目標設定はこれから何を目指すのかによって変わります。将来的に専門性を高めてスペシャリストになるのか、プロジェクトマネージャーになるのか、独立して経営者になるのかなど、目指す方向によって目標にすべき内容は変わります。現在エンジニアとして達成すべき目標だけでなく、将来のためにマネジメントを学ぶといった範囲まで検討するようにしましょう。

8:達成できる目標にする

エンジニアの目標設定は達成可能な目標にしましょう。目標が高いのはいいことですが、そもそも達成できない内容では意味がありません。さらに目標が達成できなければ、会社にも評価してもらうことはできません。そのため、自分が達成可能な範囲で目標を定めることが大切です。また、目標を達成することができれば自信がつき、仕事に対するモチベーションアップにもつながるでしょう。

エンジニアの目標設定の具体例

エンジニアの目標設定にはどのような具体例があるのでしょうか。エンジニアの目標は、これまでの経歴や経験値などによって内容は大きく変わります。ここではエンジニアの1年目、10年目の目標設定の具体例を紹介します。

1年目:エンジニアの目標設定例

1年目のエンジニアは、仕事のスキルや成果につながる内容にしましょう。まだキャリアが浅く経験値も少ない1年目のエンジニアは、長期的な目標よりも直近で何ができるのかを考えるようにしましょう。「担当システムの修正件数を月に〇件以上達成する」といった内容でよいでしょう。

10年目:エンジニアの目標設定例

10年目のエンジニアは将来的なキャリアを踏まえた内容にしましょう。ある程度キャリアを積んだ10年目のエンジニアは、将来目指す内容によって「マネジメントの資格を取る」「新しい言語を習得する」といった内容にすると良いでしょう。

目標設定を行いエンジニアの業務で成果を出そう!

エンジニアの目標設定は目標するエンジニアのスキルを意識しましょう。エンジニアは正しい目標設定を行うことで、将来なりたいエンジニアへ近づくことができます。また、エンジニアとしてだけでなく、将来的なキャリアプランの達成へつなげることが可能になります。この記事で紹介した目標設定のコツを参考に、効果的な目標設定を行い、成果を出させるように頑張ってみてはいかがでしょうか。