【大手IT企業も導入】週休3日のメリット・デメリットと導入企業のご紹介

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まだ導入実績は少ないようですが、週休3日制を実施している、または実施予定の企業もあるようです。
週休3日制にはどのようなメリットとデメリットがあるのか、導入事例とともに紹介していきます。

週休3日制のメリットとデメリット

まずは週休3日制の導入によって発生するかもしれないメリットとデメリットを見ていきましょう。

週休3日制のメリット

  • 育児や介護と仕事との両立がやりやすくなる。
  • 資格試験の勉強等ができる。
  • 役所や銀行などの雑用を済ませやすい。
  • 週4日の出勤では集中力が増し、結果的に残業を減らせる。
  • 休みの日でも他の社員が対応できるように自分の仕事や進捗を見える化した結果、勤務日を減らしても問題なく仕事が回るようになった。

以上から、生活の質を向上させる効果とともに業務効率の向上に繋がる可能性も期待できるようです。

週休3日制のデメリット

  • 総労働時間が減るため給与が減少することもある。
  • 労務管理が複雑化するおそれがある。
  • 休みを利用して競合他社で副業したことで情報漏えいが発生した。
  • 本業と副業のダブルワークで過労状態となる社員もいる。

収入が減るという直接的なデメリットに加え、労務管理複雑化に伴う人件費増加の危険性や、収入を増やそうと副業をしたことで問題が発生する等のデメリットが見られます。

週休3日制のIT大手企業

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ここからは週休3日制に対するIT大手企業の取り組みをご紹介します。

ヤフージャパン

一定の正社員と契約社員を対象として、週休3日を選択できる制度を実施しています。
小学生以下の同居の子を養育している人や、家族の介護や看護をしている人が対象です。
週休3日にするのかどうか、そしてどの曜日に働くのかを月単位で変更できるというフレキシブルな制度です。
なお、この制度を利用して取得した休暇に対して給与は支払われません。

日本IBM

全社員を対象として、フルタイムに働く以外に4パターンの勤務形態を選べる制度を実施しています。

  • 週3日勤務
  • 週4日勤務
  • 週5日勤務(労働時間フルタイムの6割)
  • 週5日勤務(労働時間フルタイムの8割)

適用期間はその年の12月までで、翌年再申請できます。
申請時の理由は原則的に不問ですが、育児や介護、障害等のリハビリといった理由が多いそうです。
育児が理由の場合、子供が中学に入学するまで延長できます。
給与については、「週3日勤務」と「労働時間6割」の場合はフルタイム社員の5割、「週4日勤務」と「労働時間8割」の場合はフルタイム社員の7割となります。

日本マイクロソフト

2019年8月すべての金曜日を休業日とする「週勤4日&週休3日制トライアル」を実施する予定です。
期間中、正社員は特別有給休暇を取得し、すべてオフィスはクローズされるそうです。
また、2020年8月にも同じ制度の実施を予定しています。

週休3日のメリットとデメリットを理解して転職

週休3日制は労働者にとって自由時間が増えるというメリットがありますが、収入が減るおそれがあるというデメリットもあります。
その他の利点と欠点もあるので、もし週休3日制を選べるチャンスがあったときにはよく考えることが大切です。

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